渡邊雄太会見全文、W杯に向けて「リーダーとして引っ張っていかなければいけない」と力強く宣言

10チーム以上からの誘いに「めちゃくちゃ驚きました」


Q.10チーム以上から興味を持たれていたという事実を、どう捉えていますか?

「めちゃくちゃ驚きましたし、本当にありがたいと思いました。ただ僕に対して、どこまでのオファーをくれたかというと話が変わってきます。それでも、色々なチームから興味を持ってもらえたのは、昨シーズンやってきた自分が評価されたんだと思えて、すごくうれしかったですね」

Q.キャリアを振り返ってのご自身への評価、それと未来の目標を教えてください。

「最初の質問に関しては2つあって、客観的に見て、なかなかできないことやれている感覚はあります。アメリカでは通用しないと言われた中で飛び込んできて4年間大学でしっかりやり遂げてNBAでも5年在籍し、6年目、7年目の契約ももらうことができました。客観的に見たら、評価していいと思います。けど優勝したいという願望もあって、昨季の成績だと足りない部分があるので、もっと3Pシュートも確率を求めたい。昨期の成功率44%もすごくいい数字だと思いますけど、もっと高い確率で決められたのではないかとも思っていますし、ネッツではディフェンスで少し穴になったりもしていました。まだまだ成長しなければいけません。自分を褒めてあげるのも重要だと思っていますが、もっともっとやれる、まだまだ成長できると思ってます。もっと長い間NBAでプレーしたいので、新シーズンも成長した姿を見せられたらいいなと思います」

Q.先日、SNSで富樫勇樹(千葉J)選手とのやり取りが話題になっていましたね。

「勇樹とはすごく仲も良くて結構頻繁に連絡を取っています。契約の内容も喋っていました。詳細は控えますが、(契約について)言う、言わないと勇樹とやり取りはありました(笑)」

Q. 改めて地元香川の方へメッセージをお願いします。

「いつも地元の皆さんの応援は僕の本当に力になっています。今回もテレビ越し、携帯越しなど色々な形で応援してもらえたらうれしいです。僕自身もっと頑張れると思っているので、皆さんが応援したいと思えるようなプレーができるように頑張ります」



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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