月刊バスケットボール6月号

渡邊雄太会見全文、W杯に向けて「リーダーとして引っ張っていかなければいけない」と力強く宣言

W杯欠場の可能性も言及した渡邊雄太

NBA10チーム以上から話があったと明かした渡邊


7月9日、渡邊雄太(サンズ)はオンラインで記者会見を開き、現地7月5日(日本時間6日)にサンズと交わした契約について、その交渉でのエピソード、来季への抱負などさまざまな質問について回答した。また日本代表に関する質問では、「リーダーとして引っ張っていかなければいけない」とチームを引っ張っていくと力強く宣言した。

【動画・表】渡邊雄太ラプターズ戦ハイライト&2022-23スタッツをチェック

Q.まずは来季の選手活動についてのご報告をお願いいたします。

「すでにニュースなどで見ているかもしれませんが、来シーズンから、フェニックス・サンズの一員として活動することになりました。来シーズンに関しても楽しみにしていますし、ワールドカップも精神的に万全の状態で臨めるかなと思っているので、無事契約が決まってよかったと思っています。これから新しい挑戦が始まるので、頑張っていかなければいけないなっていう思いです」

Q.契約されての率直な気持ちを教えてください。

「素直にうれしいという気持ちでいっぱいです。本当にありがたいことに、たくさんのチームから話をいただいて、その中でもサンズ側に熱量があったというのと、昨季一緒にプレーしていたKD(ケビン・デュラント)がいたこともあったりで、決断自体はそれほど時間かかりませんでした。サンズは行きたいチームの1つだったのでありがたいなという気持ちでいっぱいです」

Q. 行きたいチームの一つということでしたが、どんな印象を持っていましたか?

「ここ数年ずっと本当に強くて、敵としては本当にやりたくないチームの一つでした。新シーズンはヘッドコーチ(フランク・ヴォーゲル)が変わり、選手もガラッと変わったので、新しいカルチャーを作っていくと言っていたので、自分もその一員にしっかりなって大切なピースの1つになれればなと思っています」

Q.サンズからは具体的にどんなことを期待されていると認識していますか?

「まずはエナジーの部分ですね。練習も含めて毎試合、どういう状況でもエナジーを出してプレーするというのは、確実に求められているのと、昨季の3Pシュート(60/135で成功率44.4%)はかなり評価してくれていると感じました。何なら決めてあたりまえという風に見られるので、もちろんプレッシャーもありますが、しっかり打って決めてサンズの勝利に貢献できたらと思っています」



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 渡邊雄太

PICK UP

RELATED