「自分の力を発揮して代表で活躍したいと思っています」

――シーズンを終えて、今季を振り返って
「今季は、自分の思うようなプレイが特に後半できるようになって、成長、自信につながるいい一年でした。オフェンスの部分でいうと、得点のオプション、中から外からも得点できるというところです。それとトータルなディフェンスが一番大きかったなと思います」

――シーズン後半、特に好調でしたが、その理由は？
「自分のできることを練習中に証明して、コーチに信頼してもらえて、ああいうパフォーマンスできたと思っています」

――印象に残っているプレー、試合を教えてください。
「印象に残っているのは勝った試合すべてです。プレーに関しては、パデュー大の延長にもっていく3Pシュートが印象に残っています」

――現地での評価をご自身ではどう感じていますか？
「この前、もう一年戻るとアナウンスした時に、ファンからの反響が大きかったです。それはものすごくうれしいこと。ファンがサポートしてくれるのはうれしいなと感じています」

――アーリーエントリーを決断した真意を教えてください。
「NBAのドラフトにエントリーして、自分がどのような立場にあるのかをわかるなと思っていました。ワークアウトにも参加して、どれだけ通用するか見たかったということです。参加してみて、3Pシュート、シュート全般は通用すると思ったし、負けてはいないと感じました。あとはほかの部分。レベルアップすることで近づくと思います」

――この夏にはワールドカップでプレーする可能性があります
「自分の力を発揮して代表で活躍したいと思っています。(沖縄でのプレーについて)アメリかでプレーするようになってから、日本でプレーする機会が減っているので楽しみにしています。日本のファンの前で活躍したいです。今までどおり、できることを見せて、チームのためになれるようになれたらいいなと思っています」

――改めて、ネブラスカ大で今季活躍できたのは何が最大の要因だったでしょうか？
「自分のできることに対して100%エネルギーを注いだことと、コーチが考えていること、やってほしいことができるようになっていったことがコーチの信頼につながり、プレイタイムをもらえたんだと思っています」

――帰国で楽しみにしていたことを教えてください。
「楽しみにしていたのは、お母さんの手料理ですね。日本食、焼肉、すしも、すべてを楽しみにしていました。お母さんの料理では、オムライスがけっこう好きで今日のお昼に食べてきました(笑)」

――リンカーン(ネブラスカ大所在地)では、どんな暮らしをしていますか？
「アパートに住んでいて、チームから朝昼晩のご飯は出ますが、たまに日本食を作ったりもします。食材が手に入りにくいというのもありますが、料理好きなので、全般的に作ります。親子丼を作ったり(笑)」

――英語に関してはもう不安はないですか？
「渡米して2年目くらいからは日常生活では不便がないくらいしゃべれるようになっています。元々勉強は好きな方ではないので、チームメイトと積極的に話すようにはしていました」

――日本のファンに見せたいところはどんなところでしょうか？
「自分が得意としている3Pシュートですし、オフェンスのバリエーションだったり、オフェンス全般に注目してほしいですね、