「坂道グループ」バスケ経験アイドル5人の驚き&意外なエピソードを一挙紹介




邉美穂
<ケガを抱えながら逆転シュートを決め県大会の切符を手にした>


元日向坂46の渡邉美穂が小3でバスケを始めたのは、3歳上の姉のミニバスチームの人数が足りなかったから。入団する前に試合に出たという。当初はコートの隅っこでパス、ドリブル、ピボットといった基本的な練習ばかりだったが、それが楽しく、コーチもすごく優しかったので遊びに行っている感覚だったとのこと。その後、中学ではガードからフォワードにポジションチェンジしたこと、試合にもあまり勝てなかったため「負けばかりを味わって、悔しいって思いがひたすらにありました。

正直、高校に上がるまで、バスケを心の底から楽しいって思えない時期が多かったなっていうのがあります」と言う。しかし高校では1年生の夏からスタメンとなり、「自分で行くときはガッと攻めるのですが、周りが強気で攻めてくれる子が多かったので、基本的には私がドライブで引き寄せて、シュートのうまい子にパスして任せるというタイプでした」とポイントガードとして活躍。高2のときにコーチが替わり、「もともと強いチームではなかったのですが、少しずつ試合に勝てるようになり、自分たちが強くなっていることが実感できるようになって、ほんとうに楽しかったです」と言う。しかし高2の冬、2月後半に半月板損傷で手術を受ける。そのときは、『高3の最後の試合に間に合わない。キャプテンなのにケガをしたまま引退だ』と思ったが、完治しないまま地区大会に出場。コーチに「痛くて走れません」と言っていたものの、「お前が出ないでどうするんだ」と言われて出たところ、逆転シュートを決めて県大会への切符を手にする。しかし、その県大会は痛みでプレーできず。強豪相手に負けるのを悔しい思い出で見守るしかなかった。

バスケを頑張っている部活生にオススメの日向坂46の曲を聞くと、「これはもう『青春の馬』です。練習で大変な日々や試合前に聞いてもらえたら、すごく元気が出るんじゃないかなと。曲の2番に『楽しちゃ意味ない 汗かくしかない』という歌詞があるのですが、その通りだなと。苦しんで大変な思いをしてるからこそ、きっといいものを得られるのかなと思います」とのこと。

MIHO WATANABE
生年月日:2000年2月24日
血液型:A型
星座:うお座
身長:158.2cm

取材・文○髙木希武(月刊バスケットボール編集部)


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