月刊バスケットボール6月号

日本代表一問一答、ホーバスHC豪州戦に向けて「私たちは信じています」【W杯バスケ】

河村と富永のプレーを称えたホーバスHC


大会でアジア1位となってオリンピック出場権を獲得する。その目標に向けてフィンランド戦で大きな1勝をあげた男子日本代表。試合後の記者会見で、ホーバスHCは次戦に向けてオフェンスのバランスが取って相手にプレッシャーをかけるという「バスケをやりたい。簡単に言うけど、オーストラリアはめっちゃ強いから難しいかもしれない。それでも私たちは信じています」と語った。

【動画】「日本vs.フィンランド」ゲームハイライトをチェック

【写真12点】日本×フィンランドフォトギャラリーをチェック


日本が1Q22-15とリードして始まった試合、フィンランドは3Pシュートを確率よく決めて逆転。ハーフタイムで36-46とされた日本は3Q途中最大18点差を付けられてしまうが、粘って10点差で終えると4Q、勝負どころで#5河村勇輝、#30富永啓生らがビッグプレーを連発してみせて98-88で勝利した。

記者会見の冒頭、ホーバスHCは“クレイジーな試合でした”と切り出すと、河村と富永という若い2人が特にオフェンスを引き上げてくれたと若き2人が立て役者だったと賞賛。「私達は日本バスケの新たなスタンダードを作り上げようとしている。これは間違いなく正しい方向への大きな一歩だったと思う」と歴史的な1勝だと語った。

また富永は「18点差になったときでも僕らは勝てると信じていましたし、僕らならやれるという確信がありました」と逆転勝利できると信じてプレーしていたと語った。

この勝利でグループE3位となった日本、ファーストラウンド最終戦となるオーストラリア戦(8月29日[火]20時10分開始予定)は、セカンドラウンド進出をかけての一戦となる。ホーバスHCは「ちゃんとオフェンスのバランスが取れるなら、相手にプレッシューをかけられる。そういうバスケをやりたいです。簡単に言うけど、オーストラリアはめっちゃ強いから難しいかもしれない。けど、私たちは信じています」とチームを信じて臨むと語った。


以下は記者会見での一問一答である。

<英語Q&A部分>Q.この試合についての感想をお聞かせください。

ホーバス「クレイジーな試合でした。一時は18点差まで差を付けられたけど、みんな決してあきらめなかった。それでも一時は暗い気分になったよ。ここ3、4試合はシュートがうまくいかなかった。ここ3、4試合はシュートも良くなかったからね。でも河村勇輝と富永啓生という若い2人が特にオフェンスを引き上げてくれた。富永はディフェンスでも見せてくれたね。大きなプレーだった。観客たちも素晴らしかったよ。私たちにとって大きな勝利だったし、本当にハッピーだ。私達は日本バスケの新たなスタンダードを作り上げようとしている。これは間違いなく正しい方向への大きな一歩だったと思う」

富永「僕らにとって大きな勝利だった。18点差になったときでも僕らは勝てると信じていましたし、僕らならやれるという確信がありました。お互いに信頼しあってたし、一緒に祈っていました」


[関連]🌺W杯バスケ公式オンラインショップ🏀

[関連]W杯バスケ 公式ガイドブック発売中❣❣


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: Akatsuki Japan

PICK UP

RELATED