横浜ビー・コルセアーズ竹田GM×青木HC×山田AC対談「OB3人衆が語るアツき“海賊魂”」[前編]
共通点が多くて思いが伝わりやすい3人
──みなさんは年齢こそ違いますが、非常に良い関係性なのが見て取れます。
青木 2人とも選手として一緒にやっていたのが一番大きいですね。謙(竹田)とは新潟で、謙治(山田)とはビーコルで一緒にプレーしました。このクラブの一番つらい時期を乗り越えてきた仲でもあるので、『ここで勝ちたい』という気持ちをみんなが持っています。選手として苦労してきたことをお互いに話しながら、チームをどうやって勝たせるのか、チームのために何ができるのかを考えています。とにかく3人とも共通点が多くて思いが伝わりやすいので、それが一番やりやすいです。
竹田 もう長い仲なのでお互いの考え方や性格も分かっていますし、ビーコルを誰かに任せるとなったときに、一番チームを知っていて思いが強い人がいいなと思っていたんです。そうなるとこの2人以外いないのかなと。今までずっとビーコルを支えてきてくれたのも知っていたので、今はすごく安心感がある中で僕はGMの仕事ができているんです。
これはすごくラフな言葉になりますが「楽」って感じ。楽というのは良くない面ももちろんありますが、ベースにはみんながビーコルを強くしたいという思いがあって、特にこの2人はずっと選手としてやってきたので安心感というのが一番大きいですね。
山田 2人がほぼ全部話してしまいましたが(笑) 勇人さんともタケ(竹田)さんとも選手時代に一緒にプレーしていたので、関係も長いしすごくやりやすいです。自分の意見を言えたり情報共有もしっかりとできるし、変に気を遣わなくていいやりやすさがありますね。ちなみに普段はGMって呼びますよ(笑)
竹田 ウソつくなよ(笑)
青木 呼び方がややこしいんですよ。僕が2人を呼ぶときは謙と謙治で、謙治が僕らを呼ぶときは竹さんと勇人(タケト)さんだから(笑)
竹田 僕が2人を呼ぶときは勇人さんと謙治なので一番ややこしくないです。GM呼びとか逆にディスってますよね(笑)
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写真/山岡邦彦 取材・文/堀内涼(月刊バスケットボール)
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