月バスSet Play of the Week(86)ウォリアーズ
“NBAファイナル2019”のゴールデンステイト・ウォリアーズ対トロント・ラプターズ戦から、ウォリアーズが第5戦で粘りを見せて勝利したゲームからハーフコートセットを解説しよう。
【ラインナップ】
①(PG)ステフィン・カリー
②(SG)ショーン・リビングストン
③(SF)ケビン・デュラント
④(PF)アンドレ・イグダーラ
⑤(PF)ドレイモンド・グリーン
[A-1]
“スモールボール”のため、⑤がボールキャリー、②が左ウイングからコーナー、③が右コーナー、④が右ミドルポスト付近、①が2ガードトップ付近から、このプレーは始まる。
⑤は①とハンドオフし、そのタイミングに合わせて④が左ウイングへカット。①は④へピッチパスをする。⑤は右エルボーへ。
[A-2]
①は④にパスしたらギブ&ゴーでバスケットカット。そのまま急に振り返り、⑤のダウンスクリーンを使ってトップへ。④からのパスをレシーブして3Pシュートを決めた。
①(カリー)の緩急を付けたカットでディフェンスを振り切ることがポイントとなる。
※『月刊バスケットボール7月号』では、ドノバン・ミッチェルらを中心に目新しいセットプレーを駆使したユタ・ジャズのオフェンスを紹介!
(月刊バスケットボール)