NBA

NBA

2021/05/19

渡邊雄太(ラプターズ)の2020-21シーズン総括 - 「とにかく楽しいシーズンでした」

 

 トロント・ラプターズの2020-21シーズンが終了し、チームはオフに突入する。最後の2試合では試合前後の会見に少しずつプレーヤーたちがしばしの別れを告げに顔を出し、日本時間5月17日深夜(アメリカ時間同日朝)には、ニック・ナースHCが、その翌日には渡邊雄太とカイル・ラウリーも単独のズーム会見を行った。


本契約獲得の過程に「Deserving(ふさわしい)」とニック・ナースHC

 

 渡邊は今シーズン50試合に出場。平均14.5分の出場時間で4.4得点、3.2リバウンド、0.8アシスト、0.5スティール、0.4ブロックというアベレージを記録した。また、シューティングに関してはフィールドゴール成功率43.9%、3P成功率は自身目標としていた40.0%に到達、フリースロー成功率も82.8%と良い数字だった。またディフェンス面では一歩目の速さ、鋭さについての定評とともに、対戦相手の主要プレーヤーのマッチアップを任されるほどの信頼を得た。

 フリーエージェントからエグジビット10、ツーウェイ、そしてスタンダード契約へと1年間の間に一つずつステップを踏んで進化を遂げた渡邊は今や、正真正銘のNBAプレーヤーとしての立場を確立した。2年契約で2021-22シーズンは保証なしという立場ではあるものの、今シーズン積み重ねたことを継続しさえすれば、今後について悲観すべき要素はない。
 その成長ぶりを一言で言い表すならどんな言葉か?――という質問を、シーズン最後の会見でナースHCに投げかけると、「Deserving(ふさわしい)」という答えが返ってきた。
「ふさわしい(Deserving)と言えるでしょう。(本契約に)まさにふさわしかったですからね。努力し続け、特筆すべき姿勢で取り組んでいました。少し驚かされました。ちょっと難しいかなとも思っていたんですよ。彼を呼び寄せて、何度も何度も何度も行ったキャンプの一つで頭角を示し、トレーニングキャンプに加わって、そこでも生き残って、その後も…。本当にふさわしいと思います」
“I would say “deserving”. He deserved that, right? He worked continually. He has really got a tremendous attitude. I think it was a bit of a…, a bit of a surprise and long shot, you know. I think we brought him in and had him in kind of one of our many many many camps you know and he made it out of that and made it to the training camp and he made it through that and you know, so he kept, you know he…. But he deserves it.”
「本当に良いヤツだし、ものすごい頑張り屋だし文字通りバスケとボールが大好きなんですね。向上し続けなければいけない部分で向上を続けました。まだいくつか課題はありますが、我々は後押しできると思うので伸び続けるでしょうし、より影響力のある存在になる、あるいはそうあり続けることができると思います。来年も今年のように三段飛びのような成長を見せられるなら、我々は大忙しですね(笑) 今年は大きなジャンプを3度やったのですから、同じことを来年出来たらこれはすごいことになりますよ!」
“He’s, as you know, a really good person tremendously hard worker. He literally loves the game. And he made a progress that he needs to continue to make a progress. I mean he needs to just do a couple things I think that we can help him with that he can be more of a factor or continue to be more of a factor and keep on growing. If he can make three more steps forwards next year, we’ll be in business. (He) made three big jumps this year, if he can do that again next year we’ll be in business, yeah,”

 

【関連記事】 渡邊雄太(ラプターズ)に見るマヌ・ジノビリ(元スパーズ)級のポテンシャル

 

渡邊の飛躍はナースHCにとって、うれしい驚きだったようだ(写真をクリックするとインタビュー映像が見られます)

 

【関連記事】 渡邊雄太のオフェンスのキーワードは「プレー・オフ・ザ・キャッチ」 - ニック・ナースHCの解説


あなたはどう思う?コメント書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください