直撃インタビュー/渡邊雄太
アデトクンボは衝撃!
ハーデンは止められない!!
―NBAで対戦して、一番すごいと思った選手は誰ですか。
「(ヤニス)アデトクンボはNBAの中でも、身体能力が頭一つ抜けている感じです。衝撃を受けました」
―ではディフェンスしにくい選手は。
「(ジェームズ)ハーデンはちょっと止められないですね。近付けばファウルをさせられるし、離せば3ポイントを打たれて決められてしまう。接触するとボールを持つ腕に引っ掛けられてしまうので、守ることができません」
―NBAでプレーしていく上で、レベルアップしたいと意識していることはありますか。
「フィジカルの向上はもちろんです が、3ポイントシュートの精度を上げないといけないと思っています」
N B Aはビジネス。
自分でコントロールできることに専念
―チームでは大きなトレードで主力選手のマルク・ガソルがいなく なったりしましたが、お別れパーティーのようなものはあったのですか。
「お別れ会とかはないですね。大学とは違い、みんな家族もいますし、コートの外で一緒に過ごすことはほとんどないですね。今回は遠征中にトレードが決まり、マルクは遠征に は参加しなかったので、みんな、なんとなくトレードになるんだろうと分かっていたので、遠征に行く前に感謝を伝えました。日本だったら、マルクほどチームに長年貢献してきた選手に対しては情が入ると思いますが、こちらでは完全にビジネスですから、割り切るしかないですね。自分でコントロールできることに専念するしかないと感じています」
月刊バスケットボール4月号では、さらにNBAとGリーグとの環境の違い、チームから求められていることなどについてロングインタビューを掲載。