【ウインターカップ2021】福岡第一好発進、北越の攻撃を封じて3回戦へ

 

12月25日、「SoftBank ウインターカップ2021(令和3年度 第74回全国高等学校選手権大会)」大会3日目の男子2回戦、福岡第一(福岡県①)は北越(新潟県③)と対戦。福岡第一が103-70で勝利し、3回戦に駒を進めた。

 

【写真】福岡第一×北越写真ギャラリー(写真15点)をチェック

 

試合開始直後、福岡第一は、#88佐藤涼成、#24星賀舞也が連続特典。その後、#52小田健太、#40ヌンビ・マトゥンガ・マイクとスターターの4選手がシュートを決めて10-4とスタートダッシュに成功する。

対する北越は、オールコート・ディフェンスのプレッシャーをいなしながら、#7青木汰斗、#6栗林竜海が中心に得点。1Q終盤に#9庭山陽琉が3Pシュートを決めて17-23と6点差で2Qを迎える。

 

その2Q、福岡第一は、#40ヌンビ・マトゥンガ・マイク、#8轟琉維、キャプテンの#10早田流星、1年生ガードの#17崎濱秀斗などが何度となく連続得点。残り6分弱で36-21とリードを広げる。北越は、残り3分から#6栗林、#7青木の3Pシュートなど4連続得点で、34-39と5点差まで迫ったが、残り1分を切ってから#10早田、#17崎濱に決められて、福岡第一が44-34でハーフタイムを迎える。

 

3Q、北越は3Pシュートを多く放っていくが決まらない。それならば、とペイントエリアを攻めていくが、そこには200cmマイクを中心とした高い壁が。シュート成功率が落ちる北越に対して、福岡第一はまたも連続得点で点差を広げていき、77-52と25点差で3Qを終える。4Qに入ると、福岡第一のディフェンスのプレッシャーに耐えてきた北越にミスが出てしまい、さらに点差が広がってしまう。

 

終盤、北越はキャプテンの#4田中秀吾、#9庭山、#5西巻拳汰、#8八木葉月らが得点を奪って意地を見せたが、福岡第一が103-70で大会初戦を勝利した。

 

15選手中13選手が出場した福岡第一は、#17崎濱が20得点でトップ、#8轟が13得点、#40マイクが12得点(12リバウンド)、#24星賀舞也が11得点、#29城戸賢心が10得点と5人が2ケタ得点を記録。北越は#7青木が22得点、#6栗林が20得点でチームを引っ張った。

 

【特集】ウインターカップ2021特設サイトはこちら

 

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボール)

 



PICK UP