【月バス.com連載企画/第7回】知ってる? バスケットボール最高峰リーグNBAのアレコレ

 8月より月バス.com限定で配信をスタートした「知ってる? NBAのアレコレ」。今回は第7弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!

 

 前回のお題は「ワールドカップで日本代表とアメリカ代表が対戦しましたが、オリンピックでアメリカ男子史上最多である3つの金メダルを持っている選手は?」でした。

 

 正解は…カーメロ・アンソニー

 

 名門のオークヒルアカデミー高から、これまた名門のシラキュース大に進学すると、フレッシュマンながらチームのエースとして大活躍し、同大をNCAAチャンピオンに導きました。その後は歴代最高クラスのドラフト組と言われる2003年のドラフトでレブロン・ジェームズ(レイカーズ)、ダーコ・ミラチッチ(元ピストンズほか)に次ぐ全体3位でデンバー・ナゲッツに指名されました。

 

 抜群のクイックネスと、スコアリングセンスでルーキーシーズンから平均21.0得点。そして、前年17勝だったナゲッツの勝ち星を44勝まで引き上げ、プレーオフ進出の原動力となったのです(個人得点、チーム成績では勝っていたのに新人王はレブロンになりました…)。

 

(リオ大会ではベテランとして若手をリードした/©fiba)

 

 そんなカーメロはチームUSAの常連でもあり、08年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロとオリンピックで3度の優勝に貢献。金メダル3つはアメリカの男子バスケット界で歴代最多です。オリンピックで特に印象深い試合は、ロンドン大会1次リーグのナイジェリア戦でしょう。この試合、カーメロは3Pシュート10本を含む37得点。156-73の大勝利に貢献しました。

 

 現在は所属先未定のカーメロですが、まだまだプレーは健在なはず。どこかのチームと契約できることを願いましょう。

 



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