八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、マイケル・ジョーダンから電話のエピソードを語る
8月16日、2019年のNBAドラフトにてワシントン・ウィザーズから1巡目9位指名を受け、日本人初となるジョーダンブランドと契約した八村塁が、NIKE HARAJUKUにてトークショーを開催した。
ジョーダンブランドと契約の際のエピソードとしてマイケル・ジョーダン本人から電話があったことに触れた八村は「ナイキの本社を見学に行ったときに、担当者から携帯を渡されたんですけど、画面にMJって出ていて」とそのときの驚きを振り返り、「ウエルカム・トゥ・ジョーダン・ファミリーと言われて、そのあとも何か話してくれたんですが、全然頭に入らなくって『サンキュー』『サンキュー』としか言えませんでした」と明かした。
明成高時代に「ジョーダン・クラシック」の世界選抜に選ばれたこともあり、八村とジョーダンブランドの関りはそれ以来続き、「オフコートではジョーダンのレトロをいつも履いている」とお気に入りのブランドだった。
また、NBAで楽しみにしていることと質問されると「バスケットボールだけに専念できること」と語り、「アメリカの大学は、勉強できないとバスケットボールをさせてもらえないので。高校の時から、勉強できないとアメリカの大学には入れないというので、本当に嫌だったけど、頑張ってやっていました。それがなくなるのが本当にうれしい」と大学・高校時代を通して、バスケットボールだけでなく、学業でもタフな日々を過ごしてきたことを振り返った。
(月刊バスケットボール)