NBAとFIBAが“バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジア 2019”を東京で開催

 

 NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)とFIBA (国際バスケットボール連盟) が協力して開催する『第11回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジア(以下BWB)』が8月14日から東京都内でスタートした。

 

 BWBは世界的なバスケットボール界の発展とコミュニティへの働きかけを行うプログラム。2012年に次いで、2回目の日本開催となる。今回のキャンプには18の国と地域から男女64選手が参加した。

 

 2001 年より30か国、38都市で合計60回のBWBキャンプを開催され、129の国と地域から3,500 名以上が参加してきている。キャンプ参加選手のうち 69 名が NBA でドラフト指名、もしくはフリーエージェント契約を果たしている。2019年のNBAドラフト9位指名を受けた八村塁選手(ワシントン・ウィザーズ)は、2016年にトロントで開催されたBWBグローバルキャンプに参加。また、今年のドラフトでは、過去最高の8名のBWB出身者が指名を受けた。

 

 BWBのコーチ陣にはNBAやWNBAから現役選手やレジェンドが参加するほか、NBAのコーチングスタッフも指導に当たる。今回のキャンプにも、ケボン・ルーニー(ゴールデンステイト・ウォリアーズで2度のNBAチャンピオン)、ロビン・ロペス(ミルウォーキー・バックス)、田臥勇太(元フェニックス・サンズ/宇都宮ブレックス)といった現役選手に加え、サム・キャセール(ヒューストン・ロケッツ、ボストン・セルティックスで3度の NBA チャンピオン、現ロサンゼルス・クリッパーズアシスタントコーチ)、数名のNBAの現役アシスタントコーチ、WNBAのOG選手たちが名を連ねた。



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