月バスSet Play of the Week(85)ラプターズ
“NBAファイナル2019”のゴールデンステイト・ウォリアーズ対トロント・ラプターズ戦から、ラプターズのクイックヒッターとそのオプションの一部を解説しよう。
【ラインナップ】
①(PG)カイル・ラウリー
②(SG)ダニー・グリーン
③(SF)カワイ・レナード
④(PF)パスカル・シアカム
⑤(C)マルク・ガソル
[A-1]
①がボールキャリー、②は左コーナー、③は右ウイング、④は右コーナー、⑤は左エルボーからこのクイックヒッターは始まる。
①が左ウイングへドリブルダウンし、シールした⑤へパスフィードする。
[A-2]
①はギブ&ゴーで②へダウンスクリーン。②はカールカットし、⑤からパスをレシーブしてシュートを放つ。
[A-3]
②が①へバックスクリーンを仕掛けるパターン。①はコーナーへ、②はアフタースクリーンでリング方向へカットし、⑤からのパスをレシーブする。
単純ながら効果のあるプレーだ。②がカールカットせず、⑤とハンドオフすることも考えられる。
※『月刊バスケットボール7月号』では、ドノバン・ミッチェルらを中心に目新しいセットプレーを駆使したユタ・ジャズのオフェンスを紹介!
(月刊バスケットボール)