技術&戦術

2019.06.09

月バスSet Play of the Week(85)ラプターズ

“NBAファイナル2019”のゴールデンステイト・ウォリアーズ対トロント・ラプターズ戦から、ラプターズのクイックヒッターとそのオプションの一部を解説しよう。

 

【ラインナップ】

①(PG)カイル・ラウリー

②(SG)ダニー・グリーン

③(SF)カワイ・レナード

④(PF)パスカル・シアカム

⑤(C)マルク・ガソル

 

[A-1]

 ①がボールキャリー、②は左コーナー、③は右ウイング、④は右コーナー、⑤は左エルボーからこのクイックヒッターは始まる。

 ①が左ウイングへドリブルダウンし、シールした⑤へパスフィードする。

 

[A-2]

 ①はギブ&ゴーで②へダウンスクリーン。②はカールカットし、⑤からパスをレシーブしてシュートを放つ。

 

[A-3]

 ②が①へバックスクリーンを仕掛けるパターン。①はコーナーへ、②はアフタースクリーンでリング方向へカットし、⑤からのパスをレシーブする。

 単純ながら効果のあるプレーだ。②がカールカットせず、⑤とハンドオフすることも考えられる。

 

 

※『月刊バスケットボール7月号』では、ドノバン・ミッチェルらを中心に目新しいセットプレーを駆使したユタ・ジャズのオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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