月バスSet Play of the Week(83)ウォリアーズ
ついに“NBAファイナル2019”、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対トロント・ラプターズ戦が始まった。連覇を狙うウォリアーズはケビン・デュラントをケガで欠いたままシリーズに突入。そんなウォリアーズがGame1で見せたオフェンスを解説しよう。
【ラインナップ】
①(PG)ステフィン・カリー
②(SG)クレイ・トンプソン
③(SF)アンドレ・イグダーラ
④(PF)ドレイモンド・グリーン
⑤(PF)ジョーダン・ベル
[A-1]
②が左ウイング、③が右コーナー、④と⑤はローポスト付近、①がボールキャリーしながらサインを出してプレーは始まる。
⑤が①にボールスクリーン。①はスクリーンとは反対側へドライブし、アフタースクリーンでポップした⑤へパスをする。
[A-2]
①はそのまま③へダウンスクリーン。③はカールしながら①へスクリーンを仕掛ける。⑤は①とのハンドオフをファーストオプションにしていたはずだが、左へドライブ。④のディフェンスが動き、④がステップアウトしてオープンに。⑤は④へパスし、ペリメーターのシュートを決めた。
※『月刊バスケットボール7月号』では、ドノバン・ミッチェルらを中心に目新しいセットプレーを駆使したユタ・ジャズのオフェンスを紹介!
(月刊バスケットボール)