技術&戦術

2019.03.17

月バスSet Play of the Week(72)ピストンズ

 現在、プレーオフ出場圏内(3月13日現在、7位)で奮闘しているデトロイント・ピストンズ。シンプルで簡単なアーリーオフェンスを解説しよう。  

【ラインナップ】 ①(PG)レジー・ジャクソン ②(SG)ウェイン・エリントン ③(SF)ルーク・ケナード ④(PF)ブレイク・グリフィン ⑤(PF)アンドレ・ドラモンド  

[A-1] ③と②は両コーナー、⑤がヘルプサイドのローポストから始まる。 ①は右サイドライン沿いにボールキャリーし、インバウンダー(もしくはセカンドトレーラー)の④が追い掛けてくる。①はウイング辺りで急に方向をミドル側へ変え、走ってきた④とハンドオフ。④はそのままの勢いでドライブし、ダンクを決めた。  

[A-2] X4が予測してアンダーだった場合、④はドライブできない。そのため、リング方向ではなく、右コーナーの②へ向かってドリブル。②はハンドオフをレシーブしてシュートを狙う。 ④はディフェンスの状況を見て、プレーを選択する必要がある。  

 

※『月刊バスケットボール4月号』では、シュート力に定評があり、現在好調のデンバー・ナゲッツのさまざまなセットプレーを紹介!  

(月刊バスケットボール)



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