Bリーグ

2026.07.07

【特別対談】米須玲音と山内ジャヘル琉人のウインターカップ決勝の思い出「フリースローの前に僕がファウルをして…」【ミズノ×川崎ブレイブサンダース】


川崎ブレイブサンダースの川崎渉代表取締役社長(左)とミズノの水野明人代表取締役社長(右)

川崎ブレイブサンダース×ミズノ
「3つのビジョン実現を目指す」

記者会見の冒頭、川崎の川崎渉代表取締役社長は「歴史と伝統を持つ両社が手を取り合い、Bリーグの中で果敢に挑戦できる入り口に立てていることに本当にワクワクしています」と、新たなパートナーシップへの期待感を露わにした。続いてミズノの水野明人代表取締役社長は自らもケイジャーだったと明かすと、「スポーツの振興を通じて社会に貢献するという理念が一致しました。長い歴史を持った両社が契約できるのも、何かのご縁だと感じています」と、確かな共鳴を口にした。

特筆すべきは、この契約が単なるトップチームへのウェア提供にとどまらないこと。川崎社長は両社で実現したい「3つのビジョン」を紹介。1つ目は、国内最大級の規模を誇る川崎のアカデミー(サンダースキッズ)の子供たちにミズノのプロダクトを届けること。2つ目は、ミューラルアート(壁画)や駅前の「THE KAWASAKI VISION」を活用し、アリーナの熱狂を街中へ染み出させること。そして3つ目は、バスケットボールゴールの国内シェアで屈指の実績を持つミズノグループのセノー株式会社と連携し、川崎を「いつでもバスケができる街」へと変えていくことだ。「しっかり両社で挑戦を続け、新しい街の景色、新しい歴史を作っていきたい」と、川崎社長は力強く宣言した。


「普遍を纏い、挑み続ける」
新ユニフォームの全貌

会見の後半では、ミズノのテクノロジーと川崎の魂が結集した新ユニフォームがお披露目された。コンセプトは「普遍を纏い、挑み続ける」。これまで築き上げてきたクラブの伝統を土台としながら、常に高みを目指す革新の姿勢を表現している。

ホームユニフォームは、チームカラーの鮮やかなグラデーションに加え、側面に走る閃光のような雷のあしらいで躍動感を演出。アウェイユニフォームには稲妻模様を取り入れ、力強さと存在感を際立たせている。素材には、軽量性、ストレッチ性、耐久性のバランスを追求した100%リサイクルポリエステルを採用。ハードなプレーを支える吸汗速乾性と、環境への配慮を両立させた次世代のマテリアルである。

ミズノの開発担当者は「妥協しないことを心がけました。グラデーションは昇華プリントにおいて表現が難しいカラー仕様ですが、試作を繰り返した結果、奥行きのある上質なグラフィックに仕上がりました」と、確かなモノづくりへの自信をのぞかせた。

新ユニフォームに袖を通し、ステージへ登壇した米須玲音と山内ジャヘル琉人は、ともに高校時代にミズノのウェアを着用してプレーしていた縁を持つ。新ユニフォームを纏った米須は「高校時代に着ていたミズノとまた一緒に戦えることはすごくうれしいです。Bプレミアでしっかり結果を残して、ミズノを広められたらと思います」と決意を語ると、山内も「ミズノを着させてもらって懐かしい気持ちでいっぱいです。早くこのユニフォームでコートに立ち、戦いたい」と、新シーズンへの意気込みを言葉に乗せた。

また、ユニフォームスポンサーの発表の場では、胸正面を飾る株式会社ミツトヨとのグローバルトップパートナー契約を、2029-30シーズンまで更新したことも併せて発表された。川崎の地に根差すグローバル企業からの強力な支援の継続は、クラブにとってかけがえのない推進力となるに違いない。

伝統を重んじながらも、未知の領域へと果敢に挑む川崎ブレイブサンダース。ミズノという新たな戦友を得た彼らが、Bプレミアの舞台でどのような雷鳴を轟かせるのか。その歩みから目が離せない。



写真/山岡邦彦、中川和泉

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