大学

2025.08.10

【WUBS2025】Day1レポート——日本学生選抜が香港大に大勝、連覇を狙うデ・ラサール大、日体大、高麗大とともに4強に進出

WUBS2025トピックス——日本学生選抜の意気込み


必勝を期して臨んだDay1にみごと白星をつかみ4強入りを果たした日本学生選抜は、大会開幕前に東洋大の総合スポーツセンター(東京都板橋区)で3日間の合宿を組んでチーム作りを行った。その現場で、昨年から連続出場となるキャプテンの佐藤友(東海大2年)と菅野陸(山梨学院大2年)に、今年の意気込みを聞いた。

☆佐藤友Q&A


©月刊バスケットボール

——今年はどんな意気込みで臨んでいますか?
去年はDay1で、李相佰盃⽇・韓⼤学代表バスケットボール競技⼤会などで親しみの深い韓国の高麗大に負けてしまったのがすごく悔しかったです。この1年間でいろんな国際試合をやってきて、今年は経験値も高くなっていると思うので、初戦から負けないという気持ちで臨んでいます。
——ご自分ではどんなところが良くなっていると思いますか?
はっきり言えるのはディフェンス面です。この1年間、ディフェンスの足を作ってきました。ボールマンへのプレッシャーも、自分の中ではすごく成長できたと思っています。ディフェンス力を発揮していきたいですね。

☆菅野陸Q&A


©月刊バスケットボール

——今年はどんな意気込みで臨んでいますか?
去年は負けスタートで悔しい思いをしました。今年はみんなでしっかり勝ち抜いて最終日に決勝に行けるようにしたいです。去年は自分のやりたいプレーや得意なプレーが全然できなかったという気持ちです。去年を経験したということも含め、自信を持ってプレーしたいですね。
——西尾HCは、「今年のチームは日本代表の意識が強い」ともおっしゃっていました。ご自身でもやはりそういう意識を持っていますか?
はい、WUBS2025は(A代表関係者にも)見てもらえると聞いていますので、試合でしっかり結果を残したいです。


8月7日の公開練習より、西尾HCを囲んでのハドル(©月刊バスケットボール)

西尾HC2人のコメントとは若干違うニュアンスで、「もちろん勝ちたいですが、昨年以上に若いチームなので、リベンジというよりは選手たちがどのくらい成長してくれるかなということが楽しみです」とのことだった。Day1は選手たちの勝利と成長への意欲とコーチ陣の思いが良い形でコート上に表れた結果だろう。

文/柴田健

PICK UP

RELATED