ホーバスHC、渡邊雄太をストレッチ・フォーで起用と明かす「シュートがすごく入っています」
「チームに残りたいとなっていて、練習もフィジカルになっています」
Q.渡邊雄太が驚いていたと言いましたが、この2年間でインテンシティはどれくらい変わりましたか?
びっくりしたかな。多分僕はそう思っているけど。(インテンシティは)もう変わった。どのぐらいかわからないけど変わったしそれはいいこと。僕はすごく嬉しいです。新しい選手が入ると、みんなが驚く。それはすごいうれしいことだし、そのぐらいのレベルになったんだと思います。
Q.渡邉飛勇の成長したところを教えてください。
動けるセンターで跳べる。そういうセンターは今まであまりいなかった。結構飛べるし、動けるからおもしろいかなと思います。チャイニーズ・タイペイの試合前に体調を崩したのでまだ100%になっていないんです。韓国戦の第2ゲームはスタートで出たけど、3分で疲れて、2Qも2分で疲れていた(笑) コンディションがよくなったらおもしろいかなと思います」
Q.韓国戦ではゾーンディフェンスに苦しみました。この15人の中でそれを崩すことができる選手は誰でしょうか?
韓国は3-2ゾーンをやってきた。そのための戦術はあったけどウチのオフェンスがちょっと足りなかった。そこは勉強になった。だから直します。
Q.比江島慎選手が投入されて効果的でしたね。
最初は全然良くなかったです。相手がゾーンできたら僕としてはシュートをいっぱい打ちたい。3Pシュートぽんぽん打ってほしい。比江島が入ってから3Pシュートが入って、そこはちょっと安心しました。
Q.韓国戦でのオフェンスの停滞を繰り返さないためにはどうすればいいでしょうか?
それは経験しかないです。みんなわかっていましたし。第2ゲームも出だしがよくなかった。あのメンバーでダメだったとかは勉強になったし、同じスタメンは出さないと思います。このチームはまだ勉強できるし、弱いことも強いこともよくわかっています。ドイツ戦はベストな強いチームで戦いたいですね。
Q.ガードがある程度決まり、渡邊選手も入った。どんな会話をしている?
韓国のセンター陣とドイツのセンター陣は全然違います。韓国に簡単に負けるならもう大変だというメッセージはしました。で、もう本当にびっくりするくらい川真田選手は第2ゲームすごかった。あのぐらいのプレイはできると思ったんですけど、今まではやっていなかったから、ちょっとびっくりしました。よかったと思います。選手のみんなが負けたくない、チームに残りたいとなっていて、練習もフィジカルになっています。ニュージーランド戦を見て、メッセージはチェンジするつもりです。
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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)