NBA

2023.03.16

カリーが史上6人目の快挙、ジョーダン、コービー、レブロンらと並ぶ35歳超で50得点

カリーが今季2度目の50得点!


現地3月15日(日本時間16日)、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)は、クリプト・ドットコム・アリーナでクリッパーズと対戦。3Pシュート8本を決めて50得点を挙げた。これにより35歳以上で50点以上を記録した史上6人目の選手になっただけでなく、30代で7度目の50得点はウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズ)と並んで最多タイとなった。

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前日(3月14日)に35歳の誕生日を迎えたカリーは、同じく36勝33敗で並ぶクリッパーズと対戦。1Q開始50秒、右コーナーからゴールにカットし、ドレイモンド・グリーンのパスを受けて初得点を奪うと直後にもう1本レイアップを決めるなど、開始からポイントを重ねていく。クォーター終盤には連続3Pシュートも成功。このクォーターだけで12得点を奪うと2Qでも2本の3Pシュートを沈めて8得点。前半で20得点をマークした。

圧巻だったのは3Qだ。3Pシュート3本、2Pシュート6本を決めて21得点と爆発したのだ。そして4Q、9得点を奪って今季2度目となる50得点をマークした。フィールドゴールは20/28、3Pシュートは8/14、フリースローは2/4、6アシスト、2スティール、2リバウンドが最終的なスタッツである。

NBAは35歳以上で50点オーバーを記録したのは、現役ではレブロン・ジェームズ(レイカーズ ※2度記録)に続いて2人目だと紹介。引退した選手を加えてもマイケル・ジョーダン(元ブルズ)、アレックス・イングリッシュ(元ナゲッツ)、コービー・ブライアント(元レイカーズ)、ジャマール・クロフォード(元ニックス)に続いて6人目となるほか、30代での50得点7度目は6回のジョーダンを抜き、チェンバレンの最多タイ7度に並ぶ記録だという。




この試合、チームは126-136で敗れてクリッパーズと入れ替わってウエスト6位となったものの、レギュラーシーズン終盤に来てカリーの調子が上がっていることは前年王者にとって好材料と言えるだろう。



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: NBA ステフィン・カリーゴールデンステイト・ウォリアーズ

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