Bリーグ

2023.03.02

熊本ヴォルターズ、西川グループ支援の下で経営再建、新B1参入に意欲


再春館製薬所、西川正明代表取締役CEO(左)と熊本バスケットボール株式会社、福田拓哉代表取締役社長(右)


◇株式会社再春館製薬所、西川正明代表取締役CEOのコメント

私ども西川グループは、キューネットグループ・再春館製薬所グループ・桜十字グループの主要3グループの総称として呼んでおります。西川グループの各社は熊本に生まれ、熊本に育てられた会社の集まりです。

私たちグループの理念として『私たちは熊本に真剣です。』という言葉を掲げ、地元熊本が笑顔で元気になることを願って、再春館レディースをはじめ、イルミネーション、江津湖花火大会、熊本再春館製薬所バドミントンチーム、最近ではeスポーツの再春館SOL熊本など、これまでも取り組んでまいりました。

今回、ヴォルターズからの再建要請を受け、各社代表とも議論を重ねてまいりました。債務超過によるBリーグのライセンスの問題もありますが、経営としても資金繰りも非常に切迫しており、破綻する瀬戸際に立っている現状から、「クラブがつぶれてしまったり、プロリーグに残れなくなってしまう可能性があることを傍観していていいのか」という気持ちが大きくなり、関わり始めたときの想いに立ち返りました。結論として、やはり熊本には熊本に根付くプロクラブとしての熊本ヴォルターズが必要だという考えに至り、しっかりとコミットしてクラブ運営に携わり存続させていくことこそが、結果的に熊本のため、熊本が元気になるためであるという結論に至りました。

私自身、ヴォルターズのホームゲームでの熱気、声援にいつもパワーをもらっています。

経営再建を必ず成し遂げ、健全なクラブ経営を実現し、永続的なチームで夢のもてるチームを目指していきます。さらに、2026年の新B1参入に向けて邁進していきたいと思っております。是非ともブースターの皆様をはじめ、県民の皆様、県内の企業の皆様、そしてメディアの皆様、一緒に応援していただければ幸いです。

◇熊本バスケットボール株式会社、福田拓哉代表取締役社長のコメント


 今回の決断は熊本ヴォルターズが存続・発展するためにもがき、苦しんだ末に下した決断でした。クラブとしても多くの皆さんのご支援を頂きながら経営努力を進めてきましたが、それだけでは如何ともし難い壁にぶち当たりました。そうした中で、手を差し伸べるだけでなく新B1に挑戦する機会を頂いた西川グループ様に心から感謝申し上げます。

また、今回の決断に際し、ご理解とご協力を頂きました株主の皆様にも心よりお礼申し上げます。

我々の責任は、大きな後ろ盾を頂いたことに慢心せず、現在進めている改革を推進し、より魅力的で地域と共に歩むクラブづくりに邁進することだと認識しています。熊本ヴォルターズが活動を通じて様々な人や社会や思考をつなげ、大きな価値と可能性を生み出せる核になれるよう、感謝の気持を忘れずに、創造性と行動力を持って今後も地道に活動を続けます。

確かに新B1への参入基準は非常に高く、今のヴォルターズにとっては達成が極めて難しいほどのレベルにありますが、火の国熊本の熱量を考えると、多くの方のご協力とご参加によって乗り越えることができると考えています。NBAに次ぐ世界レベルのアリーナスポーツが、歴史ある街での生活の中に溶け込む未来を夢見て、共に歩んで頂けますと幸いです。これからも、「ヴォルターズのある豊かな人生」を送っていただける仲間づくりに励みますので、引き続き応援、ご参加のほどよろしくお願い致します。



文/柴田 健(月刊バスケットボールWEB) (月刊バスケットボール)

タグ: 熊本ヴォルターズ B2リーグ

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