NBA

2023.01.10

離脱のデュラントは膝内側側副靱帯の故障、2週間後に再検査とネッツが発表

良い流れにある中で起きたエース、デュラントの故障

現地1月9日(日本時間10日)、ブルックリン・ネッツはSNSで、ケビン・デュラントの右ヒザの診断結果について膝内側側副靱帯の故障と発表。2週間後に改めて検査を行うと綴った。

10月末には開幕直後とはいえイースト14位と落ち込み、ヘッドコーチだったスティーブ・ナッシュを解任。しかし、ジャック・ボーンがヘッドコーチに採用されるとチームが好転。日本人ファンとしては、とりあけうれしい渡邊雄太の活躍という要因もあって12月からは12連勝も記録。一気にイースト上位となったネッツ。

【動画】バトラーとの接触でデュラントが負傷シーンがこちら

1月4日のシカゴ・ブルズ戦で敗れて、連勝記録は途絶えたものの、続く試合でウエスト上位のニューオーリンズ・ペリカンズに競り勝つなど、これからも楽しみと言える状況だったが、現地1月7日のマイアミ・ヒート戦の3Qにトラブルが起こった。

残り1分5秒、ヒートのジミー・バトラーが、左コーナーからペイントエリアにドライブを仕掛けてジャンプ。ベン・シモンズ(ネッツ)と競り合うと、シュートを失敗。横向きになっていたデュラントの右脚の上に乗っかるかのような形で落ちてしまった。その後、約30秒コートにいたデュラントだったが、ロッカールームに下がるとゲームに戻ることはなかった。

デュラントの欠場期間がどの程度になるのか? ESPNのエイドリアン・ウォジュナロウスキー氏は関係者から聞いた話として「約1ヶ月の欠場を余儀なくされる見込み」と紹介している。

いずれにせよエース不在の間をどう乗り越えるべきか。ネッツの選手たちの頑張りに期待したい。


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)


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