NBA史に残るセンター同士が“舌戦”、シャックの「172cm相手に30点だろ!?」にハワード「あまりに失礼だ」
2007年NBAオールスターで一緒にダンスして楽しんでいたシャック(写真右)とハワード
【オニールの言葉に、ハワードが言い返す】
シャキール・オニール(元レイカーズ)と現在台湾でプレーするドワイト・ハワード(元マジック)が舌戦を繰り広げた。現地11月23日(日本時間24日)に配信された動画でオニールは、台湾で活躍するハワードを皮肉。これに対して、ハワードが“あまりに失礼だ”と言い返したのだ。
【動画】シャックのコメントシーン&ハワードの台湾デビュー戦ハイライトをチェック
いずれもNBA史に残る偉大なセンターであるオニールとハワードによる“舌戦”。先にけしかけたのはオニールである。
桃園レオパーズに入団したハワードは現地19日、台湾「T1リーグ」デビューを果たし、38得点、25リバウンド、9アシスト、4ブロックショット、FG成功率43.8%(14/32)、3P成功率20%(2/10)、フリースロー成功率66.7%(8/12)と大活躍を見せた。
シャックは司会者のアンソニー・アダムス氏、ジャーナリストのニシェル・ターナー氏と共に出演する「ザ・ビッグポスト・ウィズ・シャック」の中でハワードの活躍の話題となると、「単純に5フィート8インチ(約172cm)の選手に対しての30得点だろ?(実際は38得点) 私が毎週ワークアウトに行くジムのリーグみたいなもんだな。よくやったよ、ドワイト、オレは誇りに思うぜ(笑)」と身長が低い選手相手に活躍したんだろうと揶揄したのだ。
後日、この動画を見たハワードは、インスタライブでオニールに向けて語りかけた。「ヘイトをやめてくれ。台湾でプレーするオレについて話している動画を見たんだ。チームメイトやこのリーグ、台湾の人たちをあんな風にディスるのはやめてくれ。あまりに失礼だ。憎しみに満ちたコメントだ。あなたはもうそんな年齢ではないだろう? ヘイトするには年をとりすぎだ」とたしなめたのだ。
動画を見る限り、オニールはウケを狙って発言したように見える。しかし、少々言いすぎてしまったようだ。2人の舌戦は、これで終わりとなるだろうか。
文/広瀬俊夫(月バス.com)