元ピストンズHCのブラウン氏が“軽度の健康問題”でメンフィス大から一時離れたと発表
【82歳ブラウンが一旦チームから離れると発表】
10月31日、メンフィス大はアンファニー・ハーダウェイ(元マジック)のスペシャルアドバイザーを務めるラリー・ブラウン氏が軽度の健康問題のため、チームを一時的に離れると発表した。
【SNS(写真あり)】ブラウン氏の一時チーム離脱を伝えるメンフィス大のツイートをチェック
2002年に殿堂入りを果たしているブラウン氏は現役時代、5シーズンABAでプレー。その後、コーチとなってABA、NBAでチームを率いたあと、大学のコーチとなる。そして1988年にカンザス大をNCAAチャンピオンに導くと1988-89シーズンから再びNBAのコーチに。7チームでアシスタントコーチ、ヘッドコーチを務めると、ピストンズを指揮していた「NBAファイナル2004」で優勝を経験している。
ボブキャッツから離れたあと、2012年に南メソジスト大でヘッドコーチに就任。2018年にはイタリアのチーム、アウクシリウム・トリノのヘッドコーチを務めると、昨年からメンフィス大でハーダウェイHCのスペシャルアドバイザリーを務めている。
数々の名選手、コーチを育ててきたブラウンもすでに82歳。「近いうちに復活する」とメンフィス大は発表しているが、高齢なだけにその健康面は心配である。
文/広瀬俊夫(月バス.com)