NBA開幕から1週間、早くも無敗は東西1チームに
【八村のウィザーズは2勝1敗、渡邊のネッツは1勝2敗】
現地10月18日に2022-23シーズンが開幕してからちょうど1週間、各チーム2〜4試合を消化。早くも各カンファレンス、無敗は1チームとなっている。
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イースタン・カンファレンスで1位となっているのは2試合ながらミルウォーキー・バックス。開幕戦のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦でヤニス・アデトクンボが21得点、13リバウンド、8アシストの活躍。4Qに追い上げられたが、90-88で勝利すると続くヒューストン・ロケッツ戦では、同じくアデトクンポが44得点、12リバウンドをマークして125-105と連勝スタートを切っている。
2位となっているのは3勝1敗のボストン・セルティックス。昨年のイースト王者はシクサーズ、マイアミ・ヒート、オーランド・マジックと開幕3連勝としたが、現地24日のブルズ戦で102-120と今季初黒星を喫した。
そして八村塁のいるワシントン・ウィザーズは2勝1敗で5位、渡邊雄太のいるブルックリン・ネッツは1勝2敗で10位となっている。
一方、ウエスタン・カンファレンスで開幕4連勝を飾って1位となっているのはポートランド・トレイルブレイザーズだ。デイミアン・リラード、アンファニー・サイモンズがオフェンスを引っ張り、ユスフ・ヌルキッチ、ジョシュ・ハートがリバウンドで存在感を発揮。サクラメント・キングス、フェニックス・サンズ、ロサンゼルス・レイカーズ、デンバー・ナゲッツに勝利と流れが良い。
NBAジャパンゲームズ2022で来日した昨季の王者、ゴールデンステイト・ウォリアーズは2勝1敗で6位。ステフィン・カリーは33得点、34得点、33得点と文句なしの得点力を披露し、アンドリュー・ウィギンズが平均22.3得点とオフェンスを引っ張っている。
気になるのは、ロサンゼルス・レイカーズで開幕3連敗を喫して13位。連敗で迎えた現地23日のブレイザーズ戦では、終盤にラッセル・ウエストブルックが不可解なシュートを放ったとして話題になっている。
各チーム状況は異なるものの、シーズンはまだ1週間を経過したばかり。これから、どんなドラマが繰り広げられるだろうか? 注目していきたい。
文/広瀬俊夫(月バス.com)