女バス日本代表、希望膨らむプエルトリコ戦完勝
☆試合後コメント
ホーバス トムHC
（写真／©JBA）
出だしが良くなかったが、選手たちが気持ちの面でもプレーの面でも良くアジャストしました。後半はすごくよかったと思います。
本橋菜子
（写真／©JBA）
出だしでエネルギーで負けないようにしようと話して入ったんですけど、そこがチームとして表現できなかったのは反省点です。しっかり立て直すことができたので、良い経験になったかなと思います。
高田真希
（写真／©JBA）
ベルギー戦は出だしから40分間自分たちのバスケができたと思うんですけど、今日の試合に関しては良くない入り方をしてしまいました。そこが今日の自分たちの反省点。良い経験ができたと思います。オリンピックでそういうことをやってしまうと勝ちきれないしもったいない試合になってしまうので、今日の経験を生かしていきたいと思います。
☆対プエルトリコ代表戦の女子日本代表12人個別成績
スタッツ略号： P=得点, FG=フィールドゴール数, 3P=3ポイントフィールドゴール数, FT=フリースロー数, R=リバウンド数, OR=オフェンス・リバウンド数, A=アシスト数, S=スティール数, B=ブロック数、＊=スターター
#0 長岡 萌映子* 9P, FG2/5, FT4/4, 4R, 2A
（写真／©JBA）
相手のスキを突くドライブでファウルを誘ったり、針の穴を通すようなタッチパスで高田のイージーバスケットをおぜん立てするなど、しぶとく多彩な活躍が際立った。
#8 髙田 真希* 12P, FG4/8, FT4/4, 7R, 1A, 2S
（写真©／JBA）
力強く、しぶとくインサイドで戦った。その中でフリースローを4本獲得してきっちりすべて沈めた点も、チームリーダーとして高く評価されるべきだろう。
#12 三好 南穂* 1A
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出場時間も13分49秒と短く無得点。武器とする3Pショットもアテンプト自体1本のみ。ディフェンスではよく足が動いており、あとは良いコンディションで本番を迎えるだけだ。
#13 町田 瑠唯* 2P, FG1/1, 7A, 4R, 1S
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スピードを生かした突破で相手のディフェンスを切り裂きアシスト7本。しかも第3Q開始からの5分は攻守両面で決定的な仕事をした。リバウンド4本も非常に大きな貢献だ。
#15 本橋 菜子 11P, FG4/6, 3P1/2, FT2/2, 1A, 1S
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ウォームアップ・シリーズ初の2ケタ得点。ポルトガルとのシリーズでホーバスHCは「本番では皆さんの知る本橋をお見せできる」と話したが、大会直前にその姿が返ってきた。
#20 東藤 なな子 6P, 1R, 2S
（写真／©JBA）
ディフェンスで体を寄せていく際の判断と動きの速さ、ゴールにアタックする際の落ち着いた状況判断やスペーシングなど、うまさが目を引いた。得点はさらに増やせるだろう。
#27 林 咲希 14P, FG4/6（すべて3P）, FT2/2, 2R, 1A, 2S
（写真／©JBA）
彼女らしい爆発的シューティングの始まりを迎えたように感じられる活躍。まだまだ全開となるのはこれからだろう。今日の3倍くらい決めても驚かない。
#30 馬瓜 エブリン 8P, FT6/8, 7R, 1S
（写真／©JBA）
この試合でも積極的に攻め、果敢なアタックからフリースローを得て得点を重ねた。リバウンドでも奮闘。3Pショットが1本でも来れば100点満点だった。
#32 宮崎 早織 5P, FG2/4, 3P1/2, 1, 6A
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ベルギー代表との試合に続き、ベンチスタートで相手を引っ掻き回した。チームが40分間質の高いプレーを続けるには、宮﨑の活躍が欠かせない。それをやってのけた。
#52 宮澤 夕貴 8P, FG3/6, 3P2/5, 4R, 1B
（写真／©JBA）
エキジビション最終戦にしてついに宮澤のアウトサイドにエンジンがかかってきた。同時にドライブからの得点とリバウンドでも貢献。チームを勇気づける活躍だった。
#88 赤穂 ひまわり* 10P, FG3/8, FT4/6, 12R（4OR）, 1S
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日本代表に欠かせないリバウンド、特にオフェンス・リバウンドでのアクティブな活躍が際立つ。先制点に始まりダブルダブル。いうことのない活躍だ。
#99 オコエ 桃仁花 9P, FG3/5, 3P1/2, 3R, 1A, 1S
（写真／©JBA）
ベンチスタートで効率よく得点を重ね、オールラウンドな活躍を見せた。リバウンドで体を張り、3Pショットを1本沈めた点も貴重な貢献。本来の力を発揮した。
取材・文／柴田 健（月バス.com） 写真／松村健人
（月刊バスケットボール）
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