トロント・ラプターズは10月17日にフォワードのイシュ・ウェインライトを放出したことを発表した。プレシーズンゲーム全日程を終えた10月12日以降、この日のトランスアクションを経た結果として、ラプターズは渡邊雄太を含む17人の開幕ロスター（うちツーウェイ契約2人）を以下のとおり確定させた。

☆トロント・ラプターズ2021-22シーズン開幕ロスター
※プロフィール表記は名前（年齢/NBA年数）、ポジション、身長（cm）/体重（kg）

プレシャス・アチウワ（22歳/1年）　F　203/102
OGアヌノビー（24歳/4年）　F　201/105
ダラノ・バントン（21歳/ルーキー）　G-F　206/93
スコッティ・バーンズ（20歳/ルーキー）　F　201/102
ケム・バーチ（29歳/4年）　C　206/106
イザック・ボンガ（21歳/3年） G　203/82
クリス・ブーシェイ（28歳/4年）　F-C　206/91
ジャスティン・シャンペニー（20歳/ルーキー）　G-F　198/93（ツーウェイ契約）
サム・デッカー（27歳/4年） F　206/99
マラカイ・フリン（23歳/1年）　G　185/79
ゴラン・ドラギッチ（35歳/13年）　G　191/86
デイビッド・ジョンソン（20歳/ルーキー）　G　191/92（ツーウェイ契約）
スビ・ミハイリュク（24歳／3年）　G-F　201/93
パスカル・シアカム（27歳/5年）　F　206/104
ギャリー・トレントJr.（22歳/3年）　G-F　196/95
フレッド・バンブリート（27歳/5年）　G　185/89
渡邊雄太（27歳/3年）　G-F　206/98

今年4月に、2021-22シーズンをチームオプションとする契約を結んでいた渡邊だが、これにより$1,762,796（1米ドル114円換算で2億円越え）と言われるサラリー全額が保証されることとなる。開幕戦は日本時間10月21日（木）午前8時30分（北米東部時間20日［水］夜7時30分）に、地元トロントのホームアリーナ、スコシアバンク・アリーナで行われる対ワシントン・ウィザーズ戦。八村 塁との日本人対決実現の可能性は「なきにしもあらず」とさえ言えないほどの見通しとなっている（八村は17日時点でチームに合流できていない）が、いずれにしても渡邊がどのような形で起用されるか、またどのような活躍を見せるか、大きな注目を集める一戦だ。

文／柴田 健（月バス.com）
（月刊バスケットボール）