月刊バスケットボール5月号

NBA

2022.03.23

日本時間3.30(水)はウィザーズの『桜の夜(CHERRY BLOSSOM NIGHT)』

 ワシントン・ウィザーズが、日本時間3月30日(水=北米時間3月29日[火])にワシントンD.C.のキャピタルワン・アリーナで行われるシカゴ・ブルズとのホームゲームについて、『桜の夜(CHERRY BLOSSOM NIGHT)』と題した特別企画を催すことを発表した。この日は日本時間午前8時(北米時間前日午後7時)にティップオフを迎える試合自体に加え、日本で活躍するR&BシンガーのCrystal Kayが国歌斉唱とハーフタイムショーに出演することが明らかになっていたが、さらに桜の花をテーマとして日本との交流を祝すさまざまな趣向がつまったイベントとなる。

 

 


1912年3月27日に、日本から送られた12種類の桜の苗木をワシントンD.C.郊外を流れるポトマック川周辺に植樹して式典を催したこと、以降1920年まで継続的に寄贈が行われたことにちなみ、アメリカでは1935年から毎春に全米桜祭り(National Cherry Blossom Festival)が行われている。


ワシントンD.C.の桜並木は教育現場で紹介されるなど、日本でも日米交流のシンボルとして広く知られる桜の名所。今回の企画はこの桜祭りとの3年間続くコラボレーションとなる。チケット売上の一部は、ポトマック川のそばにあるナショナルモールに植えられた桜並木の管理保全に当てられるとのことだ。


ウィザーズとのパートナーシップを受け、桜祭りのダイナア・メイヒュー会長は「咲き誇る春の桜で街が一つになる全米桜祭りを契機に、ウィザーズと力を合わせられることを楽しみにしています(As the city unites in celebration of spring and the National Cherry Blossom Festival, we are excited to partner with the Wizards)」とコメントを発信した。今年の桜祭りは3月20日から4月17日までで、4月9日(土)にはウィザーズのメンバーが桜祭りパレードにも参加するとのことだ(いずれも北米時間)。

 


ウィザーズの『桜の夜』では、FTX US(アメリカの暗号通貨取引所)ともコラボレーションにより、ワシントンD.C.の象徴的な存在である桜並木をあしらい「Bloom City Collection(花咲く街のコレクション)」と名付けたNFTアートのコレクションも展開される。


また当日の会場では、桜の季節を感じられるようなLED看板や図案の掲示やワシントンD.C.における桜並木の歴史をまとめた映像を流し、ウィザーズのプレーヤーたちは、この日のために桜の花をデザインに取り入れたシューティングシャツでウォームアップを行う(このシューティングシャツを含め、桜の花をフィーチャーしたアイテムをチーム公式ストアで販売予定)。日本からオンラインで観戦するファンも、時間帯は午前中になるものの、さまざまな形で『桜の夜』を楽しむことができそうだ。

 

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(月刊バスケットボール)



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