NBA

2019.08.08

“ワールドカップ2019”で同じ予選グループCで男子日本代表と戦うアメリカは、チーム作りに余念なし

“ワールドカップ2019”は8月31日から9月15日まで開催され、男子日本代表はアメリカ、トルコ、チェコと同じグループCに入っている。対戦国であるアメリカはチーム作りに余念がない。

 

 NBA.comによると、アメリカ代表のトレーニングキャンプ2日目に、若手で構成されたセレクトチームとの初対戦が行われた。メディアに公開された時間帯では、セレクトチームが最終クォーターを22-6で圧倒して練習を終えている。

 

 セレクトチームは8月4日(日本時間5日)から練習しており、アメリカ代表よりも1日多く練習している。また、その役割は、アメリカがワールドカップで対戦する相手の仮想チームとなること。代表に呼ばれている17選手中3名しかトップレベルでのFIBA大会を経験したことがないため、今週の目標はプレーヤーたちにルールやスタイルの違いに慣れさせることだという。

 

また、グレッグ・ポポビッチ新ヘッドコーチ(サンアントニオ・スパーズ)は、ボールをしっかりと動かすことに強いこだわりを持つ。プレーヤーにボールは0.5秒以上持ってはいけないという“0.5秒ルール”を導入しているほどだ。0.5秒過ぎるごとに、良いショットを放つのが難しくなっていくという認識だからである。

 

 男子日本代表も着々とチーム作りを行っているが、八村(ワシントン・ウィザーズ)や渡邊(メンフィス・グリズリーズ)らを擁して臨む過去最強の男子日本代表と、アメリカとの対戦が今から楽しみで仕方ない。

 

(月刊バスケットボール)



PICK UP