月刊バスケットボール5月号

中学(U15)

2022.01.05

【U15 クラブバスケットボールゲームス】Sun Braves OKAYAMA(男子)がチーム創設2年目で早くもベスト8入りを果たす

『第10回 U15クラブバスケットボールゲームス』の大会2日目、男女3回戦と4回戦が行われ、それぞれ16チームがベスト4をかけて2試合を戦った。男子のSun Braves OKAYAMAが2試合を勝利してチーム創設2年目でベスト8入り。ベスト4を目指してWatch & C CLUB(福岡)と対戦した。

 

 Sun Braves OKAYAMAは綺麗なフォームから放たれるシュートでスタート。だが、シュートが落ち始めるとWatch & C CLUBは逃さず走り出すと、Sun Braves OKAYAMAは9-19と厳しい状況に。しかし、#25渡辺紘斗のドライブからのステップスルーなどで13-19と盛り返す。その後は点の取り合いになり、Sun Braves OKAYAMAは1対1の仕掛けとシュートのうまさが光った。

 

 だが、次第に疲れが見え始めたところで点が止まり、Watch & C CLUBが徐々に点差を広げていく。最後まで果敢にシュートを狙ったSun Braves OKAYAMAだったが大きな波は来ず、54-75でタイムアップ。ベスト4入りを惜しくも逃した。

 

 試合後、「相手チームはオフボールマンの状況判断がとてもうまいチームで、岡山のスタイルとは少し違って面白い部分もありました。そこに対応できなかったのが敗因。キャッチ&シュートをきっかけに、そこからドライブ、キックアウトという展開を目指していましたが、連戦で選手たちが疲れていました。チームを作って2年目なので、練習してきたチームの特徴が全国の舞台でも発揮できたのは大きな成果だと思います」と、柄川 祥コーチ。

 

 Sun Braves OKAYAMAはトーナメントの戦い方の難しさに直面したものの、全国からチームが集まる大会で自チームのカラーをしっかりとコートで表現できたことは、選手たちの大きな自信にもつながることだろう。

 

(月刊バスケットボール)



PICK UP