月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2021.09.08

トライフープ岡山、B2昇格の悲願達成に向け小堺 翼キャプテンに

 9月に入り、ティップオフイベントや公式会見などで2021-22シーズンの活動を加速しているB3のトライフープ岡山。そのキャプテンが小堺 翼に決まった。

 

 小堺は福岡県出身で、福岡県立ありあけ新世高等学校から福岡大学を経て、社会人としてのキャリアをイカイ九州グランズ(実業団)でスタートさせた。その後、2017-18シーズンは香川ファイブアローズに練習生として所属し、翌2018-19シーズンに当時地域リーグに加盟していたトライフープ岡山加わり、現在に至っている。

 

小堺 翼 #16/SF 185cm/85kg


 昨シーズンがB3参入2シーズン目だったトライフープ岡山は、23勝17敗で5位と健闘した2019-20シーズンから、30勝10敗で2位と順位を上げてフィニッシュした。念願のB2昇格が間近に見える位置だ。

 

 だが、2021-22シーズンはこれまでのライバルに加えてアルティーリ千葉、しながわシティバスケットボールクラブ、山口ペイトリオッツ、長崎ヴェルカと4つのあらたな勢力が参入してくる。その中には、いきなりB1・B2の実力者や海外で実績を積んだプレーヤーをそろえ、経験豊富なヘッドコーチを招き入れたチームもあり、2021-22シーズンのB3は注目度も勢力図も昨シーズンと大きく異なるかもしれない。


風雲急を告げるB3で、トライフープ岡山をキャプテンとしてリードするのは大きな意味のある経験だ。9月4日のチーム公式記者会見で小堺は、「新規参入チームが入ってきますが、僕らがやりたいバスケットをすれば、必ず優勝できると思うので、日ごろの練習からしっかり頑張りたい」と抱負を語っていた。


なお、キャプテン発表と合わせて、チーム全員の背番号も以下のとおり発表された。


#1 樋口 真斗(PG)
#3 前村 雄大(PG)
#4 ジェフリー・パーマー(PF)
#9 川満寿史(SF)
#10 ハンター・コート(PG)
#14 チュクゥディエベレ・マドゥアバム(C)
#15 若狭功希(SF)
#16 小堺 翼(SF)
#17 岩松永太郎(PG)
#18 岡田陸人(SG)
#22 向井祐介(SG)
#24 長谷川 聖(PF)
#31 クリストファー・オリビエ(PF)

 

文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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