月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.06.06

月バスSet Play of the Week(168)サンズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 プレーオフで故障者の多いロサンゼルス・レイカーズを追い詰めるフェニックス・サンズ。サンズはクリス・ポールがチームに安定をもたらし、デビン・ブッカーの得点力が勢い付けている。ディレイが主流になっているNBAでポイントガードのボールキャリーがポイントとなるが、以下の紹介するプレーは正にそれを象徴するようなもの。そんなサンズのセカンダリーブレイクを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…クリス・ポール
②(SG)…デビン・ブッカー
③(SF)…ミケル・ブリッジズ
④(SF)…ジョー・クラウダー
⑤(C)…ディアンドレ・エイトン

 

【A-1】
ディレイから①がボールキャリー、②・③がディープコーナー、④がスロット、⑤がリムランしてセカンダリーブレイクが始まる。
①はスプリントバックしているX5の前に入ってジェイル。その隙に⑤が①と交差するようにペイント内へダイブし、スイッチでミスマッチになっているディフェンスをシールする。①は1対1からのプルアップを狙いながら、⑤へフィード。⑤はパワープレーを仕掛ける。

 

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(月刊バスケットボール)



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