月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.04.12

月バスSet Play of the Week(160)ウルブズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 ボストン・セルティックスと延長までもつれたミネソタ・ティンバーウルブズ。今シーズンはウエスタン・カンファレンスの最下位に沈んでいるが、ドラフト1位のアンソニー・エドワーズやカール・アンソニー・タウンズらの個人技には魅了される。試合は惜しくも勝利には至らなかったが、その2人を中心にしたプレーは興味深い。そんなウルブズのクイックヒッターを解説していく。

 

【ラインナップ】

①(PG)…ディアンジェロ・ラッセル

②(SG)…アンソニー・エドワーズ

③(SG)…ジョシュ・オコーギー

④(SF)…ジェイデン・マクダニエルズ

⑤(PF)…カール・アンソニー・タウンズ

 

【A-1】

 トップでボールを保持している①、②・⑤は両ハイポスト、④・③は両コーナーにエントリ―する。②がポップして①からのパスをレシーブ。①は⑤にダウンスクリーンをセットし、トップへ。②からのパスをレシーブする。

 

【A-2】

 ①は続けて②へスクリーンを仕掛け、②は⑤とハンドオフプレー。このときは、ボールレシーブをした⑤が3Pシュートを放った。また、直後には同じプレーから①がそのままゴール下へスリップしている。

 

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(月刊バスケットボール)



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