月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.03.14

月バスSet Play of the Week(157)シクサーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 イースタン・カンファレンスで1位を走るフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。・オールスター明けもベン・シモンズをセーフティープロトコルで欠きながら、好調をキープしている。後半戦のキーポイントはジョエル・エンビードのケガの程度で、しばらくはスモールラインナップで乗り切ることができるか。ゲームのオープニングで使ったハーフコートオフェンスを解説していく。

 

【ラインナップ】

①(PG)…セス・カリー

②(SG)…マティーズ・サイブル

③(SF)…ダニー・グリーン

④(PF)…トバイアス・ハリス

⑤(C)…ジョエル・エンビード

 

【A-1】

 ①がボールキャリー、ウィークサイドのコーナーに③、スロットに④、ボールサイドのダンカースポットに②、ハイポストに⑤が立って、ゲームが始まった。

 ②がトップへカットして①からのパスをレシーブ。②はそのまま④とDHO、その後は①は左、②は右コーナーへカットする。③はウイングへ。

 

【A-2】

 スペースが整ったところで、⑤は④にボールスクリーン。④はスクリーンを使ってジャンプシュート。⑤はアフタースクリーンでポップし、3Pシュートを狙う。

 

※『月刊バスケットボール4月号』では、ディープ3を連発するデイミアン・リラード率いるポートランド・トレイルブレイザーズのガードを中心としたプレーを詳しく紹介! 復活したベテランのカーメロ・アンソニーのプレーにも期待したい。

 

(月刊バスケットボール)



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