月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.02.28

月バスSet Play of the Week(155)ペリカンズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 ザイオン・ウィリアムソンが大暴れしているニューオーリンズ・ペリカンズ対ミルウォーキー・バックスの試合から。4Q残り1分、3点差を追うペリカンズは、サイドラインインバウンズからブランドン・イングラムをファーストオプションにして同点を狙った。そのインバウンズからのクイックヒッターを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…ロンゾ・ボール
②(SG)…エリック・ブレッドソー
③(SF)…ブランドン・イングラム
④(PF)…ザイオン・ウィリアムソン
⑤(C)…スティーブン・アダムス

 

【A-1】
③がインバウンダー、①がノーチャージセミサークル、⑤・④が両エルボー、②がトップからプレーが始まる。
②は⑤のスクリーンでコーナーへカット。続いて⑤のダウンスクリーンで④がトップへカットし、インバウンズパスをレシーブする。①はコーナー、⑤はダンカースポットへカットし、③と④はそのままハンドオフ。

 

【A-2】
④はコーナーの②にダウンスクリーンをセット。ボールをレシーブした③がドライブからプルアップで3Pシュートを放った(アイソレーションになった状態)。

 

※『月刊バスケットボール4月号』では、ディープ3を連発するデイミアン・リラード率いるポートランド・トレイルブレイザーズのガードを中心としたプレーを詳しく紹介! 復活したベテランのカーメロ・アンソニーのプレーにも期待したい。

 

(月刊バスケットボール)



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