月刊バスケットボール8月号

技術&戦術

2020.12.20

月バスSet Play of the Week(145)ウォリアーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 昨シーズンはケガに泣いたゴールデンステイト・ウォリアーズも始動。クレイ・トンプソンが再び故障欠場、ドレイモンド・グリーンも合流できていないなど、不運や遅れはあるものの、ステフィン・カリーは順調に仕上がってきている。今週のサクラメント・キングス戦(プレシーズンゲーム)でカリーが試合開始直後に決めたオープニングセットを解説する。

 

【ラインナップ】
①(PG)…ステフィン・カリー
②(SG)…ケリー・ウーブレイJr.
③(SF)…アンドリュー・ウィギンズ
④(SF)…ホワン・トスカーノ・アンダーソン
⑤(PF)…ケボン・ルーニー

 

【A-1】
ジャンプボール後、①がボールキャリー、⑤が右エルボー、④・②が両コーナー、③が後方から左サイドを走り込んで、このプレーは始まる。
③は⑤のダウンスクリーンを使ってペイント内をカールするように左ウイングへ。⑤はアフタースクリーンですぐにポップアウトし、①からのパスをレシーブする。

 

【A-2】
①はバスケットカットから右コーナーの②へスクリーンをセット。②はペイント内へカットした後、反対サイドへクリアアウトする。⑤は③へパスをしてダウンスクリーンをセット。①はスクリーンスクリナーですぐにウイングへカットし、③からのパスをレシーブする。チャンスがあれば3Pシュートを狙う(ゲームではミドルドライブからエルボーでジャンプシュート)。

 

※『月刊バスケットボール2月号』では、2019-20 NBAシーズンでのベーシックセットプレー(シンプルな形)をさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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