月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2020.11.15

月バスSet Play of the Week(140)サンズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 抜群のゲームコントロールを見せるリッキー・ルビオや得点を量産するデビン・ブッカー、そして若手センターのディアンドレ・エイトンなど、バランスの良い布陣でリスタート後は全勝で注目を浴びたフェニックス・サンズ。そんなシーズン再開後、バブルで見せたラインナップの特徴を生かすクイックヒッターを解説していく。

 

【ラインナップ】

①(PG)…リッキー・ルビオ

②(SG)…デビン・ブッカー

③(SF)…キャメロン・ジョンソン

④(SF)…ダリオ・シャリッチ

⑤(C)…ディアンドレ・エイトン

 

【A-1】
ボールマンの①がトップ、⑤・③が両エルボー、②・④が両コーナーの典型的なホーンセットだ。まず、⑤が③へダウンスクリーンをセットし、③は左ウイングへカットする。

 

【A-2】
すぐに左コーナーの②は⑤のディフェンスにバックスクリーンをセット。⑤は①へボールスクリーンに行くと見せかけ、すぐにリング方向へカットする。絶妙なタイミングで①から⑤へのアリウープパスが通って、⑤はそのままダングを決めた。

 各プレーヤーの特徴を生かしたセットで、④のディフェンスがヘルプに行けばキックアウトされて3Pシュートを放たれてしまうことになる。

 

※『月刊バスケットボール12月号』では、NBAファイナルで戦ったロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートのオフェンスをさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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