月バスSet Play of the Week(140)サンズ
今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。
抜群のゲームコントロールを見せるリッキー・ルビオや得点を量産するデビン・ブッカー、そして若手センターのディアンドレ・エイトンなど、バランスの良い布陣でリスタート後は全勝で注目を浴びたフェニックス・サンズ。そんなシーズン再開後、バブルで見せたラインナップの特徴を生かすクイックヒッターを解説していく。
【ラインナップ】
①(PG)…リッキー・ルビオ
②(SG)…デビン・ブッカー
③(SF)…キャメロン・ジョンソン
④(SF)…ダリオ・シャリッチ
⑤(C)…ディアンドレ・エイトン
【A-1】
ボールマンの①がトップ、⑤・③が両エルボー、②・④が両コーナーの典型的なホーンセットだ。まず、⑤が③へダウンスクリーンをセットし、③は左ウイングへカットする。
【A-2】
すぐに左コーナーの②は⑤のディフェンスにバックスクリーンをセット。⑤は①へボールスクリーンに行くと見せかけ、すぐにリング方向へカットする。絶妙なタイミングで①から⑤へのアリウープパスが通って、⑤はそのままダングを決めた。
各プレーヤーの特徴を生かしたセットで、④のディフェンスがヘルプに行けばキックアウトされて3Pシュートを放たれてしまうことになる。
※『月刊バスケットボール12月号』では、NBAファイナルで戦ったロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートのオフェンスをさらに詳しく紹介!
(月刊バスケットボール)