月刊バスケットボール6月号

技術&戦術

2020.10.18

月バスSet Play of the Week(136)レイカーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 NBAファイナル第6戦、4勝2敗でチャンピオンとなったロサンゼルス・レイカーズ。第6戦はレブロン・ジェームズを#4、アンソニー・デイビスを#5に置いたスモールボールで対抗した。そんなゲーム最初のハーフコートセットを解説していく。

 

【ラインナップ】

①(PG)…アレックス・カルーソ

②(SG)…ダニー・グリーン

③(SF)…ケイテイビアス・コールドウェル=ポープ

④(SF)…レブロン・ジェームズ

⑤(PF)…アンソニー・デイビス

 

【A-1】

 ホーンセットの変形で、①がトップ、⑤・④が左右のエルボー、③が右ウイング、②が右コーナーからセットはスタート。

 ④と⑤がスクリーンを仕掛け(⑤はシールしていることが同じ効果)、③はアイバーソンカットからカールしてリング方向へ。④はポップアウトして①からのパスをレシーブ。

 

【A-2】

 ①はハンドオフをするようなカットで右ウイングへ。そのタイミングに⑤はステップアウトして④からのパスをレシーブしてシュートを放つ。この距離を高確率で決めることができるデイビスの強みを生かしたプレーである。

 

※『月刊バスケットボール12月号』では、NBAファイナルで戦ったロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートのオフェンスをさらに詳しく紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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