月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2020.10.11

月バスSet Play of the Week(135)ヒート

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

『NBAファイナル2020』で戦うロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒート。レイカーズの2連勝からスタートしたが、ヒートは主力2人を欠きながらも第3戦で一矢を報いた。そのゲームで見付けた5アウトからのハーフコートセットを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…ケンドリック・ナン
②(SG)…ジミー・・バトラー
③(SF)…ダンカン・ロビンソン
④(SF)…ジェイ・クラウダー
⑤(PF)…ケリー・オリニク

 

【A-1】
がボールキャリー、⑤がボールサイドのエルボー、残り3人はウィークサイドのコーナー(④)、ウイング(③)、スロット(①)に広くスペースを取ってプレーが始まる。
はポップした⑤へパスフィードし、ハンドオフパスをレシーブするようにカット。そのままスルーしてコーナーへ。続けて、①がボールサイドカット。パスされなければ、再びウィークサイドへカットする。

 

【A-2】
そして、本命のシューターである③もとハンドオフするためにカット。しかし、ディフェンスの状況を見て、はハンドオフフェイクからミドルドライブでシュートを決めた。

 

バックナンバー(NBAファイナル2020)

レイカーズ①

 

※『月刊バスケットボール12月号』では、“NBAファイナル2020”で戦うロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートのプレーをさらに詳しく紹介予定!

 

(月刊バスケットボール)



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