月バスSet Play of the Week(135)ヒート
今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。
『NBAファイナル2020』で戦うロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒート。レイカーズの2連勝からスタートしたが、ヒートは主力2人を欠きながらも第3戦で一矢を報いた。そのゲームで見付けた5アウトからのハーフコートセットを解説していく。
【ラインナップ】
①(PG)…ケンドリック・ナン
②(SG)…ジミー・・バトラー
③(SF)…ダンカン・ロビンソン
④(SF)…ジェイ・クラウダー
⑤(PF)…ケリー・オリニク
【A-1】
②がボールキャリー、⑤がボールサイドのエルボー、残り3人はウィークサイドのコーナー(④)、ウイング(③)、スロット(①)に広くスペースを取ってプレーが始まる。
②はポップした⑤へパスフィードし、ハンドオフパスをレシーブするようにカット。そのままスルーしてコーナーへ。続けて、①がボールサイドカット。パスされなければ、再びウィークサイドへカットする。
【A-2】
そして、本命のシューターである③も⑤とハンドオフするためにカット。しかし、ディフェンスの状況を見て、⑤はハンドオフフェイクからミドルドライブでシュートを決めた。
★バックナンバー(NBAファイナル2020)
レイカーズ①
※『月刊バスケットボール12月号』では、“NBAファイナル2020”で戦うロサンゼルス・レイカーズとマイアミ・ヒートのプレーをさらに詳しく紹介予定!
(月刊バスケットボール)