月バスSet Play of the Week(132)セルティックス
今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。
イースタンカンファレンスのプレーオフで、ボストン・セルティックス対マイアミ・ヒートのカンファレンスファイナル第1戦はオーバータイム(OT)にまでもつれた試合展開となった。その中で、OT残り12.0秒、114-116でヒート2点リードの場面、セルティックスはエース、ジェイソン・テイタムの1対1に託した…サイドラインインバウンズプレーからのオフェンスを解説していく。
【ラインナップ】
①(PG)…ケンバ・ウォーカー
②(SG)…マーカス・スマート
③(SF)…グラント・ウィリアムズ
④(SG)…ジェイレン・ブラウン
⑤(SG)…ジェイソン・テイタム
*残り時間がないため、シュート力のあるプレーヤーを配置
【A-1】
インバウンズは③、左右ローポストに⑤・④、②が右エルボー周辺、①はスロットでボックスセットの変形。
まず、①が②のスクリーンで右コーナー、④は反対コーナーへクリア。②は連続してスクリーンをセットし、今度は⑤がトップでボールレシーブをする。
【A-2】
②はポップし、③はコーナーの①にダウンスクリーン。①は⑤のディフェンスとスイッチさせるためにピール(ボールスクリーンと同じ動きでディフェンスを引きはがすのみ。セットはしない)し、⑤はそのまま1対1を仕掛ける。そのままダンクに行ったのだが、ヒートのディフェンスにブロックされてしまった…。
※『月刊バスケットボール11月号』では、2014-15シーズン以来のファーストラウンド突破を果たしたロサンゼルス・クリッパーズのオフェンスを詳しく紹介!
(月刊バスケットボール)