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インターハイ2022新着ニュース

2022年07月26日

【四国インターハイ・カウントダウン企画⑤】近畿の注目選手

 7月27日に開幕する四国インターハイ。そのカウントダウン企画第5弾は、近畿の注目選手を紹介する。

 

 2年連続47回目の出場となった洛南(京都)で上位進出のカギを握るのは、西村渉(3年/PF/192cm)と三浦健一(3年/SF/190cm)、そして星川開聖(3年/PF/193cm)だ。

 このうち西村は、昨年から貴重なシックススマンとして経験を積み、今年はキャプテンに。インサイドでの力強いフィニッシュや高確率の3Pシュート、リバウンドなど多彩なプレーでチームを支える頼りがいある存在で、西村本人も「自分が攻撃の要となって点を取ることに加えて、司令塔のように味方を生かすようなスタイルを付け足した選手になれるよう取り組んでいます」と言う。

 

洛南・西村渉

 

 SFの三浦は、ドライブや3Pシュート、ゴール下の合わせなどで着実に得点を奪っていくフィニッシュ力のある選手。ディフェンスでは高さのある相手には積極的にヘルプに動くなど運動量を生かし、チームの足りない部分を補填。陰に陽に、三浦の働きはチームとって欠かせない。

 

洛南・三浦健一

 

 そして、1年時からスタメンとして試合経験を積み、今年は洛南のエースとなった星川。高校生離れした体格を持ちフィジカルの強さや体のぶつけ方なども巧みで、ドライブ、3Pシュート、ボール運び、留学生とのマッチアップなど八面六臂の活躍を見せる。洛南がどこまで勝ち上がれるかは、近畿地区ナンバーワンの実力を持つ星川の活躍にかかっていると言っても過言ではないだろう。

 

洛南・星川開聖

 

 

 女子では、昨年のインターハイ3位、ウインターカップ準優勝の京都精華学園(京都)に、堀内桜花(2年/PG/166cm)、イゾジェ・ウチェ(3年/C/188cm)、八木悠香(2年/PF/177cm)とポテンシャルの高い選手が揃っている。

 スピードあるドライブでディフェンスを引き付け、独特のリズムと瞬間的な判断でキラーパスを連発する堀内は、ボールを持っただけで「何かしてくれるのではないか」と見る者をワクワクさせる司令塔。ノールックパスで速攻を演出するなど、枠にとらわれないプレーで会場を沸かせる華のある選手だ。来るインターハイに向けては「去年は3年生の先輩たちが点を取ってくれましたが、今年は私ももっと点を取りにいきたいと思っています」と臨む。

 

京都精華学園・堀内桜花

 

 そして留学生ながらキャプテンを務めるのが、ジャンプ力を生かしたリバウンドやシュート、速攻に走る脚力などダイナミックなプレーが持ち味のウチェ。1学年下のディマロ・ジェシカ(2年/C/188cm)と出場時間をシェアしながら得点やリバウンドを量産する大黒柱となる。山本綱義コーチからキャプテン指名されたときには「自分にできるのかなと思いました」と言うが、「周りのみんなが『大丈夫だよ』と声をかけてくれて、頑張ることにしました」と使命感に燃え、日々の練習では山本コーチのところに素早く次のメニューを聞きにいき仲間に指示を出す。昨年のウインターカップでは桜花学園に4点差で惜敗し、ウチェ自身は6得点、6リバウンドと不完全燃焼となっただけに、キャプテンとして、最終学年として迎えるインターハイに向けては「1戦1戦、自分たちの力を出し切って日本一になりたい」と闘志を燃やしている。

 

京都精華学園・イゾジェ・ウチェ

 

 また、長い腕と抜群の読みを生かしたリバウンドや合わせを得意とするのが八木。玄人好みの働きで、気付けば自然にダブル・ダブルを記録している。1年生時からスターターに抜てきされて貴重な経験を積み、「留学生との合わせのプレーなどは試合の中でもすごく学べたと思います。4番ポジションとして自分より身長の大きい相手に守られることも多かったので、どうすればリバウンドや点が取れるかが分かってきました」と振り返る。そして今年は「ジャンプシュートの精度を上げるなど、もっと外回りのプレーの幅を広げたい」とオールラウンダーへと成長中だ。

 

京都精華学園・八木悠香

 

 

 近畿大会で優勝した大阪薫英女学院(大阪)の注目選手は、都野七海(3年/PG/158cm)と熊谷のどか(3年/PG/158cm)。

 1年時から経験を積み、昨年は2年生ながらキャプテンの大役を任された都野は、スピード抜群のドライブを武器にインターハイ準優勝、ウインターカップ3位の好成績を残す原動力に。「1年生のころより落ち着いて周りに指示を出すことや、自分で点を取ることができるようになりました」と攻撃力をアップさせたが、今年はディフェンス強化にも重点を置き、昨年以上の成績を目指す。

 その都野と2ガードを組んでチームの主軸を担ってきたのが、熊谷。3Pシュートが最大の武器だが、「自分と都野がチームを引っ張らなければいけないですし、プレーはもちろんメンタルの部分、勝つための姿勢の部分から自分自身、変わらなければいけないと思っています」と四国インターハイに向け力強く意気込んでいる。

 

大阪薫英女学院・都野七海

大阪薫英女学院・熊谷のどか

 

 

 その大阪薫英女学院と同じ大阪では、大阪桐蔭の山本雪鈴(3年/SF/167cm)も豊富なキャリアを持っている。中学時代から、同級生の石原若葉(3年/SF/163cm)や1学年下の北條瑚奈(2年/PG/166cm)らとともにジュニアオールスター優勝、全中準優勝といった戦績を残してきた。大阪桐蔭でも1年時からスターターの座を勝ち取り、最上級生となる今年は、ドライブや3Pシュートなど幅広い攻撃パターンで得点するだけでなく、足を使ったディフェンスにも注力。攻防の要として、勝敗の大きなカギを握るだろう。

 

大阪桐蔭・山本雪鈴

 

※7月25日発売の月刊バスケットボール9月号では、「104校の夏ドラマ」として四国インターハイ特集を組んでいます。主役級の注目校(男子24校、女子22校)の紹介、出場チーム全選手名鑑などを掲載。ぜひチェックしてみてください。

 

(月刊バスケットボール)

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