月刊バスケットボール8月号

技術&戦術

2020.02.09

月バスSet Play of the Week(119)ウィザーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 故障からようやく復帰したワシントン・ウィザーズの八村塁。今週のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦(ホーム/2月4日)で久しぶりにプレーしたが、ゲームのオープニングでショートコーナーからジャンプシュートで得点を決めたのは八村だった。その最初のハーフコートセットを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…アイザイア・トーマス
②(SG)…ギャリー・ペイトン2世
③(SG)…ブラッドリー・ビール
④(PF)…八村 塁
⑤(C)…イアン・マヒンミ

 

【A-1】
センタージャンプ後、②・③は両コーナー、④(八村)は左ダンカースポット、①はボールキャリーで、⑤がトップに入ってくるところからプレーが始まる。
①は⑤へパスし、ハンドオフの動き。しかし、これをフェイクに使って、2メンサイドの⑤と③でDHOを行う。

 

【A-2】
さらに、⑤は反対方向からボールスクリーンを①へ仕掛け、①はベースライン方向へ。⑤はダイブする。X4が⑤に反応したことを見て、④は反対サイドのショートコーナーへカット。③からのパスをレシーブしてジャンプシュートを決めた。

 

 

※『月刊バスケットボール3月号』では、若きエースのルカ・ドンチッチがチームをけん引するウェスタンカンファレンスのダラス・マーベリックスのオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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