月バスSet Play of the Week(117)レイカーズ
今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。
34勝9敗と、まだ負け数が1ケタのロサンゼルス・レイカーズは、レブロン・ジェームズがゲームを支配し、圧倒的な強さを見せている。最近、NBAで流行している“ディレイ”からスタッガードスクリーンを使ったレイカーズのセカンダリーブレイクを解説していく。
【ラインナップ】
①(PG)…レブロン・ジェームズ
②(SG)…エイブリー・ブラッドリー
③(SG)…ダニー・グリーン
④(PF)…アンソニー・デービス
⑤(C)…ジャベール・マギー
[A-1]
①がボールキャリー、③・②がディープコーナー、④がトップ、⑤が右のペリメーターへそれぞれが走り込みながら、このセカンダリーブレイクは始まる。
①は左ウイングへドリブルダウン、③はそれに合わせてクリアアウト。②は⑤・④のスタッガードスクリーンを使ってトップへカットする(チャンスがあればシュートを狙う)。
[A-2]
そのまま②はカットし、④とともに①へボールスクリーン。③は⑤のダウンスクローンでコーナーへカットする。左コーナーにはディフェンスがいないため、④はスクリーン後にダイブ、②はポップアウトしてキックアウトに備える。①は自分のシュートとダイブした④、②・③へのキックアウトなどをディフェンスの状況に応じてパスをするチャンスを狙う。
※『月刊バスケットボール3月号』では、若きエースのルカ・ドンチッチがチームをけん引するウェスタンカンファレンスのダラス・マーベリックスのオフェンスを紹介!
(月刊バスケットボール)