月刊バスケットボール8月号

技術&戦術

2020.01.12

月バスSet Play of the Week(115)ナゲッツ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 ウェスタンカンファレンスは2~6位まで混戦だが、その2位ナゲッツが6位ダラス・マーベリックスに辛勝したゲームから、セカンダリーブレイクを解説していく。最近、流行している5アウトの“ディレイ”からのプレーだ。

 

【ラインナップ】

①(PG)…ジャマール・マレー

②(SG)…ギャリー・ハリス

③(SF)…トーリー・クレッグ

④(PF)…ジェレミー・グラント

⑤(C)…ニコラ・ヨキッチ

 

[A-1]

 ②・③が両ディープコーナー、④が右ウイング、⑤がトップで、①が左のサイドライン沿いをボールキャリーしているところから始まる。

 ①のボールキャリーに合わせて、⑤がフラットスクリーン。①は左サイドへドライブする。X5がボールサイド、X4はネイルまでヘルプ。

 

[A-2]

 ⑤がトップにポップし、①はパス。X4はトップに出る。この時点で右サイドは2対1となっているところで、③・④がインターチェンジ。X3が③に付いていこうとしたところで、④がリングへカット。パスのうまい⑤が弾丸パスでアシストを決めた。

 

 

※『月刊バスケットボール2月号』では、イースタンカンファレンスからジミー・バトラーの加入と若手の活躍で好調のマイアミ・ヒートのオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)



PICK UP