月刊バスケットボール8月号

技術&戦術

2020.01.05

月バスSet Play of the Week(114)マーベリックス

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 ルカ・ドンチッチがチームをけん引し、多国籍軍で好成績をキープしているダラス・マーベリックス。その中でも、身体能力の高さを生かしたアリーウープで簡単に得点するプレーを解説しよう。カットするプレーヤーは③~⑤まで、ラインナップによって変化する。

 

【ラインナップ】

①(PG)ルカ・ドンチッチ

②(SG)ジェイレン・ブランソン

③(SG)ティム・ハーダウェイJr.

④(SF)ドリアン・フィニー=スミス

⑤(PF)マキシ・クレーバー

 

[A-1]

 ①がトップ、②が右のハイウイング、④が右コーナー、⑤が左ハイポスト、③が左ウイングで、このプレーは始まる(①が左サイドをボールキャリーしながら入るパターンもある)。 ③はⅤカットで①からのパスをレシーブ。④はその間に右から左コーナーへカットする。①はパスをしたらすぐに③から短いパスをもらう。

 

[A-2]

 ③は①にパスしたらすぐに⑤のバックスクリーンを使ってループしながらリング方向へカット。①からのアリーウープパスでダンクを狙う。

 

 

※『月刊バスケットボール2月号』では、イースタンカンファレンスからジミー・バトラーの加入と若手の活躍で好調のマイアミ・ヒートのオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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