月刊バスケットボール8月号

技術&戦術

2019.12.29

月バスSet Play of the Week(113)セルティックス

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 カンファレンス首位のミルウォーキー・バックスを追い掛けるボストン・セルティックス。PGのケンバ・ウォーカーとともに、3年目のジェイソン・テイタムが攻防にわたってチームを引っ張っている。そんなセルティックスがし烈な2位争いを演じているトロント・ラプターズ戦で見せたシンプルなクイックヒッターを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…ケンバ・ウォーカー
②(SG)…ジェイレン・ブラウン
③(SG)…ジェイソン・テイタム
④(SF)…ゴードン・ヘイワード
⑤(PF)…ダニエル・タイス

 

[A-1]
①がボールキャリー、⑤が左ミドルポスト、③が左ウイング、④は右コーナーで、②が右ハイウイング辺りからカットして始まる。②は左コーナーへ、すぐに④はトップでボールをレシーブ。①は右ウイングへ。

 

[A-2]
⑤がハイポストへフラッシュ。だが、これはフェイクですぐに③のディフェンス(X3)へダウンスクリーンをセットする。③は④からのパスをレシーブして3Pシュート。シンプルだが、緩急とタイミングが非常に重要となる。

 

 

※『月刊バスケットボール1月号』では、ウェスタンカンファレンスで突っ走るレブロン・ジェームズ率いるロサンゼル・レイカーズのオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)



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