月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2019.10.27

月バスSet Play of the Week(104)レイカーズ

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 NBA 2019-20シーズンが開幕し、オープニングから話題のLA対決が実現。レブロン・ジェームズ率いる強力ラインナップのロサンゼルス・レイカーズは、どのようなプレーで戦っていくのか。レブロンを軸にしたサイドラインインバウンズプレーからのドライブ~キックアウトを解説しよう。

 

【ラインナップ】
①(PG)…エイブリー・ブラッドリー
②(SG)…トロイ・ダニエルズ
③(SG)…ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ
④(SF)…レブロン・ジェームズ
⑤(PF)…アンソニー・デイビス  

[A-1]
がインバウンダー、③と①が両ローポスト、⑤と④がハイポストのボックスセットから始まる。①は④のスクリーンを使ってトップ方向へカットしてボールをレシーブ。続けて、⑤がフレアスクリーンで④が左ウイングへ。①からのパスをレシーブする。  

[A-2]
(レブロン)が強烈なドライブを仕掛けると、全てのディフェンスはレブロンに引き付けられる。②はパスラインにディフェンスがいないコーナーへドリフト。はキックアウトし、②は3Pシュートを狙う。得点力のあるレブロンがレイカーズオフェンスの起点になっていくことは間違いない。  

 

※『月刊バスケットボール12月号』では、“FIBAワールドカップ2019”からスペイン、アルゼンチン、オーストラリアなどのオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)



PICK UP