月バスSet Play of the Week(98)チームESP
“FIBAワールドカップ2019”で4強入りを決めた強豪スペインのラインナップには、リッキー・ルビオ(フェニックス・サンズ)らNBAや元NBAが並ぶ。準々決勝で対戦したポーランド戦からハーフコートセットをを解説しよう。
【ラインナップ】
①(PG)リッキー・ルビオ(フェニックス・サンズ)
②(SG)ルディ・フェルナンデス(元デンバー・ナゲッツ)
③(SF)ファン・エルナンゴメス(デンバー・ナゲッツ)
④(PF)ビクター・クラバー
⑤(C)マルク・ガソル(トロント・ラプターズ)
[A-1]
①がボールキャリー、②・④が両コーナー、③・⑤はハイウイングからプレーが始まる。①は⑤のフラットスクリーンを使ってコーナー方向へ。すぐにアフタースクリーンの⑤へパスをする。
[A-2]
②がペイントへカットするタイミングで、⑤と①がハンドオフプレー。ウィークサイドでは③が④へ、⑤はアフタースクリーンでダイブし、②へダウンスクリーンを仕掛ける。①は自分のシュート、そして②・④のアウトサイド、アフタースクリーンの⑤へのパスを狙う。視野が広くパスが上手なルビオには適したセットである。
※『月刊バスケットボール10月号』では、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)をはじめ、日本人プレーヤー4人が出場したNBAサマーリーグ2019のオフェンスを紹介!
(月刊バスケットボール)