技術&戦術

2019.09.15

月バスSet Play of the Week(98)チームESP

“FIBAワールドカップ2019”で4強入りを決めた強豪スペインのラインナップには、リッキー・ルビオ(フェニックス・サンズ)らNBAや元NBAが並ぶ。準々決勝で対戦したポーランド戦からハーフコートセットをを解説しよう。

 

【ラインナップ】

①(PG)リッキー・ルビオ(フェニックス・サンズ)

②(SG)ルディ・フェルナンデス(元デンバー・ナゲッツ)

③(SF)ファン・エルナンゴメス(デンバー・ナゲッツ)

④(PF)ビクター・クラバー

⑤(C)マルク・ガソル(トロント・ラプターズ)

 

[A-1]

 ①がボールキャリー、②・④が両コーナー、③・⑤はハイウイングからプレーが始まる。①は⑤のフラットスクリーンを使ってコーナー方向へ。すぐにアフタースクリーンの⑤へパスをする。

 

[A-2]

 ②がペイントへカットするタイミングで、⑤と①がハンドオフプレー。ウィークサイドでは③が④へ、⑤はアフタースクリーンでダイブし、②へダウンスクリーンを仕掛ける。①は自分のシュート、そして②・④のアウトサイド、アフタースクリーンの⑤へのパスを狙う。視野が広くパスが上手なルビオには適したセットである。

 

 

※『月刊バスケットボール10月号』では、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)をはじめ、日本人プレーヤー4人が出場したNBAサマーリーグ2019のオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)

 



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