技術&戦術

2019.08.25

月バスSet Play of the Week(95)チームAUS

 ワールドカップに向けて調整中のチームUSAは、エキシビジョンゲームでオーストラリアと2度目の対戦を行い、94-98で敗れている。オーストラリア代表にもNBAプレーヤーが多く出場しているだけに、侮れない存在だ。今回はそんなオーストラリアのハーフコートセットを解説しよう

 

【ラインナップ】

①(PG)マシュー・デラベドバ(キャブズ)

②(SG)パティ・ミルズ(スパーズ)

③(SF)クリス・ゴールドリング

④(PF)ジャック・ランドル

⑤(C)アンドリュー・ボーガット(ウォリアーズ)

 

[A-1]

“ホーン”セットで、①がボール保持、③と②が両コーナー、⑤がハイポスト、④が遅れてフロントコートに入ってきた状態から始まる。 ①は⑤へパスし、④はそのまま右コーナーへ向かう。

 

[A-2]

 ①はパス後、④とともにスタッガードダウンスクリーンを仕掛け、②はそれを使ってトップへ。それにタイミングを合わせ、⑤とドリブルハンドオフ。①はそのままドライブでシュートを放った。ディフェンスの状況に応じて、ダイブした⑤や両コーナーへキックアウトするパターンもある。

 

 

※『月刊バスケットボール10月号』では、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)をはじめ、日本人プレーヤー4人が出場したNBAサマーリーグ2019のオフェンスを紹介!

 

(月刊バスケットボール)

 



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