ワールドカップに向けて調整中のチームUSAは、スペインと国内最後のエキシビジョンゲームをホンダ・センター（カリフォルニア州）で行い、90-81で勝利した。その試合で見せた“NBA流”のセカンダリーブレイクを解説しよう。

【ラインナップ】

①（PG）ディアロン・フォックス

②（SG）ジョー・ハリス

③（SF）ジェイソン・テイタム

④（PF）カイル・クーズマ

⑤（C）マイルズ・ターナー

［A-1］

　④と②が両コーナー、③は左ウイング、⑤がトップ、①が右サイドをボールキャリ―しながら５アウトでセカンダリーブレイクへと入っていく。①はセカンドトレーラーの⑤へパスして、このプレーがスタート。

［A-2］

　①はパス後にすぐ②にダウンスクリーン、②はそれを使ってトップへ。①はそのまま反対サイドへカットする。②は⑤とドリブルハンドオフ。②はドライブをして、⑤のダイブへパスをし、得点を決めた。ウィークサイドの③は④へダウンスクリーンを仕掛け、ディフェンスをヘルプに行かせない動きを行っている。

※『月刊バスケットボール10月号』では、八村塁（ワシントン・ウィザーズ）をはじめ、日本人プレーヤー４人が出場したNBAサマーリーグ2019のオフェンスを紹介！

（月刊バスケットボール）